患者にとって最良の選択とは? -- ブルーバックス --
田中秀一 /著   -- 講談社 -- 2008.4 -- 18cm -- 220p

資料詳細

タイトル がん治療の常識・非常識
副書名 患者にとって最良の選択とは?
シリーズ名 ブルーバックス
著者名等 田中秀一 /著  
出版 講談社 2008.4
大きさ等 18cm 220p
分類 494.5
件名
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1959年東京生まれ。82年慶応義塾大学経済学部卒、読売新聞東京本社入社。93年から長期連載「医療ルネサンス」担当。97年発足した医療情報室記者として、がん、医薬品、生殖医療など健康・医療問題を取材。98年新聞協会賞受賞。2000年から医療情報部次長。
内容紹介 医療技術の進歩は目覚ましく、「がんは治る病気になった」といわれるが、この数十年間、がん治療はほとんど進歩していない。日本のがん医療のいびつな姿を、新聞協会賞受賞の医療ジャーナリストが鋭くえぐり出す。
要旨 「がんは治る病気になった」といわれるが、この数十年間、多くのがんの治療成績はほとんど改善しておらず、がんの死亡率もあまり変化していない。多くの臓器を摘出する拡大手術の試みも目立った成果を残すことができず、進行がんの、事実上唯一の治療法となる抗がん剤療法で治るがんは全体の数%にすぎない。一方で、手術に匹敵する治療効果のある放射線治療は冷遇されている。日本のがん医療のいびつな姿を、新聞協会賞受賞の医療ジャーナリストが鋭くえぐり出す。
目次 第1章 がんは本当に治るようになったのか?;第2章 抗がん剤治療は有効か?;第3章 がん手術の落とし穴;第4章 軽視されてきた放射線治療;第5章 免疫療法と代替療法はほとんど効果なし;第6章 知られざるがん検診のデメリット;第7章 緩和ケアという「選択」;第8章 がんとどう向き合うか?
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-257597-3   4-06-257597-3
書誌番号 1108029259

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