ネットにおける情報共有・セキュリティ・匿名性 --
大谷卓史 /著   -- 岩波書店 -- 2008.4 -- 19cm -- 231,15p

資料詳細

タイトル アウト・オブ・コントロール
副書名 ネットにおける情報共有・セキュリティ・匿名性
著者名等 大谷卓史 /著  
出版 岩波書店 2008.4
大きさ等 19cm 231,15p
分類 547.48
件名 データ通信 , 電子計算機-データ管理 , 電子計算機と犯罪
注記 並列タイトル:Out of control
注記 文献あり
著者紹介 1967年千葉県生まれ。千葉大学大学院文学研究科修士課程修了後、情報系出版社の編集者、フリーのサイエンスライター、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、現在、吉備国際大学環境経営学部准教授。専門は情報倫理学と科学技術史。
内容紹介 著作権侵害や個人情報の漏洩といった情報セキュリティ上の事件、ネットにおける「匿名 実名」問題…。生活の隅々にまで行き渡りながら、人間には制御不能な様相を呈するインターネットの未来を考える。
要旨 ウィニーは何を問いかけていたのか?個人情報の漏えい、著作権侵害、跋扈する“匿名”の存在。制御不能システムとしてのインターネットの未来を考える。
目次 第1章 ウィニー―何が問題とされたのか?(「47氏」の挑戦―ウィニーはいかに生まれたか?;ファイル共有ソフト、社会問題になる;逮捕そして有罪の衝撃);第2章 ウィニーは悪なのか?―インターネットの可能性の極限に向けて(P2Pとは何か;どうしてウィニーは著作権侵害の道具となってしまったのか?;どうしてウィニーは情報流出を招いたのか?;インターネットの可能性の極限に向けて);第3章 ウィニーの情報所有論(インターネットの所有とコモンズ;コモンズvs私有財産―インターネットの帯域問題;著作権の哲学―著作権の倫理学・哲学的基盤はあるか?;政治・経済システムの中の著作権;著作権のゆくえ―現代における流通コントロール);第4章 “匿名性”をどう考えるか―議論の焦点となる匿名性(インターネットは匿名の世界なのか?;匿名性とは何か?―「到達困難性としての匿名性」と「印象操作のための匿名性」;匿名性の可能性と限界―自由と専制;親切な監視―見守り型監視の根拠と限界;秘密のない世界は必要か?)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022039-2   4-00-022039-X
書誌番号 1108030067

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 547.4/3799 一般書 利用可 - 2040777922 iLisvirtual
磯子 公開 Map 547.4 一般書 利用可 - 2040751931 iLisvirtual