江戸から近代へ -- NHKブックス --
宮下規久朗 /著   -- 日本放送出版協会 -- 2008.4 -- 19cm -- 235p

資料詳細

タイトル 刺青とヌードの美術史
副書名 江戸から近代へ
シリーズ名 NHKブックス
著者名等 宮下規久朗 /著  
出版 日本放送出版協会 2008.4
大きさ等 19cm 235p
分類 702.1
件名 日本美術-歴史 , 人体美 , いれずみ
著者紹介 1963年名古屋市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。兵庫県立近代美術館、東京都現代美術館学芸員を経て、現在、神戸大学大学院人文学研究科准教授。専攻はイタリアを中心とする西洋美術史、日本近代美術史。
内容紹介 今日目にする七頭身美人のヌードとは、まったく異なる裸体表現が江戸時代に存在した。美人画や刺青画に見られる日本固有の裸体芸術が、明治期に西洋ヌードと出会い劇的に変容する様を描く異色の日本美術史。
要旨 今日、雑誌や野外彫刻で目にする七頭身美人のヌードとは、全く異なる美の基準に立つ裸体表現が江戸時代に存在した。美人画や刺青画では肌の白さやきめ細かさが重視され、他方、生人形では日常の姿を写し取る究極の迫真性が追求され、生身の人間性を感じさせる淫靡な裸体芸術が花開いた。明治期、人格を除去し肉体を誇示した西洋ヌードを移入すると、伝統の解体や再接続を経て、新たな裸体美が模索される。従来の研究から抜け落ちた美術作品を多数俎上に載せ、日本美術史の書き換えを試みる画期的な論考。
目次 序章 ヌード大国・日本を問い直す;第1章 ヌードと裸体―二つの異なる美の基準;第2章 幕末に花開く裸体芸術;第3章 裸体芸術の辿った困難な道;第4章 裸体への視線―自然な裸体から性的身体へ;第5章 美術としての刺青;終章 裸体のゆくえ
ISBN(13)、ISBN 978-4-14-091109-9   4-14-091109-3
書誌番号 1108030575
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108030575

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中央 書庫 702.1/280 一般書 利用可 - 2040801122 iLisvirtual