可視化される雅俗 --
小嶋菜温子 /編, 小峯和明 /編, 渡辺憲司 /編   -- 森話社 -- 2008.5 -- 22cm -- 427p

資料詳細

タイトル 源氏物語と江戸文化
副書名 可視化される雅俗
著者名等 小嶋菜温子 /編, 小峯和明 /編, 渡辺憲司 /編  
出版 森話社 2008.5
大きさ等 22cm 427p
分類 913.36
注記 文献あり
著者紹介 【小嶋】立教大学文学部教授。古代文学。「源氏物語の性と生誕-王朝文化史論」「チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵竹取物語絵巻」。
内容 内容: 『源氏物語』の図像資料 幻の「源氏物語絵巻」をもとめて   稲本万里子, エステル・レジェリー=ボエール, 小嶋菜温子述
内容紹介 「源氏物語」の享受が生み出した雅俗の表象は、それ自体がひとつの文化装置として日本文化の形成に関与してきた。本書では、江戸時代の文化・文芸を中心に、現代に至る「源氏文化」の意味を問う。
要旨 『源氏物語』の享受が生み出した雅俗の表象は、それ自体がひとつの文化装置として日本文化の形成に関与してきた。江戸時代の文化・文芸を中心に、さまざまなイメージやテクストにおける受容と再生の軌跡から、現代にいたる「源氏文化」の意味を問う。
目次 1 『源氏物語』の図像資料(幻の「源氏物語絵巻」をもとめて―新紹介バーク本・ベルギー本から;バーク財団蔵「源氏物語絵巻」賢木巻断簡について;『源氏物語』の絵入り写本);2 “みやび”とパロディ―文学史の想像力にみる(お伽草子と説話世界の『源氏物語』;『源氏物語』享受における和歌と絵画―若紫巻をめぐって;近世和歌と『源氏物語』―源氏物語名和歌の方法;交錯する雅俗―江戸初期の連歌に見る『源氏物語』;西鶴・長嘯子・芭蕉の『源氏物語』享受―『好色一代男』『挙白集』『奥の細道』を中心として;『源氏物語』と『色道大鏡』―遊女「八千代」を中心に);3 視覚化される雅俗―宗教・芸能・美術から(源氏供養と普賢十羅刹女像;『扇の草子』に見る十七世紀前後の『源氏物語』享受;源氏文化から葦手のポエティックネスへ;元禄歌舞伎と『源氏物語』―近松門左衛門作『今源氏六十帖』における受容;江戸の見立て絵と女三宮);4 源氏文化と近代日本のイメージ形成―現代への射程(図像・ジェンダー・源氏文化―立教大学日本文学科創設五〇周年記念国際シンポジウムから;『源氏物語』享受史の射程;『源氏物語』と文化共同体;『源氏物語』の文化イメージとヴィジ・
ISBN(13)、ISBN 978-4-916087-85-0   4-916087-85-2
書誌番号 1108033148

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