暴走する特捜検察と餌食にされた人たち --
青木理 /著   -- 金曜日 -- 2008.5 -- 20cm -- 230p

資料詳細

タイトル 国策捜査
副書名 暴走する特捜検察と餌食にされた人たち
著者名等 青木理 /著  
出版 金曜日 2008.5
大きさ等 20cm 230p
分類 327.13
件名 検察
注記 文献あり
著者紹介 1966年長野県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。90年に共同通信社入社。大阪社会部、成田支局を経て、東京社会部で警視庁担当などを歴任。その後、外信部に移り、ソウル特派員などを務めて、2006年に独立。現在はフリーのジャーナリスト。
内容紹介 検察捜査によって塀の内側に落とされた、または落とされかけた人物をワークショップのゲストに招き、その人々の主張を検証する「日本の司法を考える会」。本書は、そのワークショップにおける議論の記録。
要旨 最近の捜査は、一見して「巨悪」を摘発しているように見えたとしても、背後には検察内部の薄汚れた思惑や打算が潜み、捜査や取り調べ手法に数々の問題を孕んだケースも散見される。タイトルともなった「国策捜査」は、特捜検察が政治や世論に背を押されるかのように突き進んだ結果から生まれた歪んだ捜査の一形態である。本書は、徹底して「捜査に狙われた側」から見た日本の刑事司法の一断面である。
目次 村上正邦―罵詈雑言と恫喝で虚偽自白を強要した特捜部副部長;三井環―裏ガネ告発の口封じを狙った薄汚き検察の「庁益捜査」;鈴木宗男―世論に煽られて突き進んだ「筋書きありき」の暴走捜査;村岡兼造―巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正1;上杉光弘―巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正2;尾崎光郎―特捜部とつるんで事件を歪めたヤメ検弁護士;安田好弘―反骨の弁護士に襲いかかった警察・検察捜査の虚構;田中森一―「闇社会の守護神」が明かす特捜検察の歪んだ実像;西山太吉―検察が主導して隠蔽に走った国家の犯罪;中山信一―事実無根の虚偽事件を捏造した警察・検察の犯罪;神林広恵―私怨で報復捜査に乗り出した特捜部幹部;細野祐二―50回もの「テスト」で証人を“洗脳”した特捜検察;佐藤優―真面目な検事の「正義」が暴走する国策捜査;秋山賢三―「再審請負人」が明かす刑事司法劣化の実相;刑事司法のどこに問題があるのか―一三人の訴えから見えてきた病巣
ISBN(13)、ISBN 978-4-906605-40-8   4-906605-40-0
書誌番号 1108034125
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108034125

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 327.1 一般書 利用可 - 2040856954 iLisvirtual