フロイト症例を再読する --
ジュール・グレン /編, マーク・カンザー /編, 馬場謙一 /監訳, 岡元彩子 /訳, 高塚雄介 /訳, 馬場謙一 /訳   -- 金剛出版 -- 2008.5 -- 22cm -- 189p

資料詳細

タイトル シュレーバーと狼男
副書名 フロイト症例を再読する
著者名等 ジュール・グレン /編, マーク・カンザー /編, 馬場謙一 /監訳, 岡元彩子 /訳, 高塚雄介 /訳, 馬場謙一 /訳  
出版 金剛出版 2008.5
大きさ等 22cm 189p
分類 146.1
件名 精神分析
個人件名 フロイト,ジークムント
注記 Freud and his patients./の翻訳
注記 文献あり
要旨 フロイトの残した症例記録は、きわめて貴重なものである。患者たちとの交流のなかで、フロイトが何を体験し、何を考えていたか、そこからどのようにして精神分析理論を構築して行ったか。症例記録を読むことを通して、私たちはまさにその生きた現場に参与できる。本書は、人類の遺産ともいうべきフロイト症例(シュレーバー、狼男)を読み解く知的冒険の試みである。執筆者たちの緻密かつあざやかな症例検討によって、読者は天才的な閃きに満ちたフロイトの技法論を学びつつ、防衛機制、抑圧、投影、置き換え、退行、葛藤、自己愛といった精神分析のキーワードについても理解を深めることができる。
目次 第1部 症例:シュレーバー(シュレーバー―父と息子;シュレーバーの子ども時代―奇跡にみちた世界;シュレーバー症例に関するさらなる資料と記憶すべき事柄;フロイト症例を教える―シュレーバーをめぐって;アーロウとブレンナーによる「パラノイアへの構造分析的接近」の概要;統合的な考察);第2部 症例:狼男(幼児期境界例としての狼男;狼男再考―原光景の探究;原光景の持つ病因的影響―再評価;狼男症例における「誤った治療同盟」の次元;レールモントフと狼男;統合的な考察)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7724-1021-2   4-7724-1021-X
書誌番号 1108036345
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108036345

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