中島一夫 /著   -- 論創社 -- 2008.6 -- 20cm -- 331p

資料詳細

タイトル 収容所文学論
著者名等 中島一夫 /著  
出版 論創社 2008.6
大きさ等 20cm 331p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-昭和時代(1945年以後)
著者紹介 1968年石川県生まれ。早稲田大学大学院、教育学研究科修士課程修了。2000年「媒介と責任-石原吉郎のコミュニズム」で新潮新人賞評論・ノンフィクション部門を受賞。早稲田実業学校教諭、早稲田大学講師を経て、現在、近畿大学文芸学部准教授。
内容紹介 この息苦しい時代は「収容所」と呼ぶのに相応しい。石原吉郎・志賀直哉などから、村上春樹など現代文学の旗手たち、そして今の状況まで縦横無尽に批評する。気鋭が描く「収容所時代」を生き抜くための文学論。
要旨 この息苦しい時代は、「収容所」と呼ぶのに相応しい。気鋭が描く「収容所時代」を生き抜くための文学論。石原吉郎、パゾリーニ、志賀直哉、柄谷行人、〓(すが)秀実から現代文学の旗手たちである村上春樹、阿部和重、中村文則、星野智幸、そしていまの状況まで縦横無尽に批評する、闘うための「批評」の書。
目次 媒介と責任―石原吉郎のコミュニズム;疲労の報酬;嫉妬と民主主義;プロレタリアートはどこへ行ったのか―パゾリーニの暴力;踏切りを越えて―志賀直哉の“幼女誘拐”;柄谷行人とフーコー;隣接に向かう批評―〓(すが)秀実の“六八年”;空虚と反復―村上春樹の資本主義;汚辱に塗れた人々の生―阿部和重『シンセミア』を読む;『グランド・フィナーレ』を少女愛抜きで!;社会学化した現在―中村文則『鏡』を読む;滅びようと望む人間たちの向かう先には;新日本零年―星野智幸『無間道』を読む;90年代批評とは何だったのか―柄谷行人と批評の空間;転向の現在と批評―「自分探しの旅」を降りるための必読批評;文芸批評批判序説
ISBN(13)、ISBN 978-4-8460-0727-0   4-8460-0727-8
書誌番号 1108039062

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/6036 一般書 利用可 - 2040926600 iLisvirtual