平凡社ライブラリー --
酒井忠康 /著   -- 平凡社 -- 2008.6 -- 16cm -- 300p

資料詳細

タイトル 開化の浮世絵師清親
シリーズ名 平凡社ライブラリー
著者名等 酒井忠康 /著  
出版 平凡社 2008.6
大きさ等 16cm 300p
分類 721.9
個人件名 小林清親
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1941年北海道生まれ。64年慶應義塾大学文学部卒、神奈川県立近代美術館学芸員。79年著作で第1回サントリー学芸賞受賞。92年神奈川県立近代美術館館長に就任。2004年からは世田谷美術館長として現在に至る。専門は近・現代美術。
内容紹介 「光縁画」の絵師として「東京名所図」で一躍勇名をはせた浮世絵師・小林清親。著者のしなやかな文体、新鮮な言葉から、近代の始まり、江戸と明治が入り混じる時代の光と影を写した清親の画業と生に迫る。
要旨 清親は旧幕臣で、六尺二寸の大男であった。前半生は波乱にとみ、無頼の徒への仲間入りを含む数々のエピソードは興味深い。明治九年、絵師になった時はすでに三十歳。光線画「東京名所図」で一躍有名になるが、その期間は短く、以後作風は変化する。清親の人生と心模様が、しなやかな文体、新鮮な言葉で綴られる名作。第1回サントリー学芸賞受賞作。
目次 第1章 開化の浮世絵師(薄明のなかの抒情;ゆれ動く小さな眼差;敗走の系譜;侠気の壁;修行の時代;光線画の誕生;消えた見取り図;反骨の蘇生);第2章 失われた橋(清親の視界;失われた橋;皿に仕掛けられた罠);第3章 水と火の祭り(横浜絵のこと;水と火の祭り;隠された小さな風景;伝統の終着駅);第4章 清親と外国人画家たち(新名所二図縁辺;諷刺画にみるビゴーと清親;小さな記録―ワーグマンとロンドン)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-76642-4   4-582-76642-0
書誌番号 1108041869
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108041869

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