成熟期の量子力学 -- 新版 --
朝永振一郎 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2008.6 -- 22cm -- 284,59p

資料詳細

タイトル スピンはめぐる
副書名 成熟期の量子力学
版情報 新版
著者名等 朝永振一郎 /〔著〕  
出版 みすず書房 2008.6
大きさ等 22cm 284,59p
分類 421.3
件名 量子力学
注記 初版:中央公論社1974年刊
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1906~79年。東京生まれ。京都帝国大学理学部卒業後、理化学研究所研究員を経て、東京文理科大学教授、東京教育大学教授、同大学学長を歴任。「超多時間理論」「くりこみ理論」などの世界的業績を遺した。65年度ノーベル物理学賞受賞。優れた科学啓蒙書の著者としても知られる。
内容紹介 スピン発見に至る思考を辿り、「古典的記述不可能」な量子力学的概念の真髄に迫る、朝永振一郎による不朽の名著。懇切な注釈を付し、旧版刊行後のスピン関連の進歩に関する解説も追加した待望の新版。
要旨 スピンの概念は紆余曲折の末に理論的に焦点を結び、相対論化され、量子力学の射程を大きく伸ばした。それは荷電スピンの概念につながり、人知が原子核の内側へ踏み込むことを可能にしたのである。その過程で、「アクロバットのよう」なディラックの思考、つぎつぎと問題の鍵を見いだす「パウリの正攻法」、現象論的な類推から本質に辿り着く「ハイゼンベルク一流の類推法」など、さまざまな個性の頭脳が自然の謎と格闘する。本書はそんな「興奮の時代」と呼ばれた量子力学の成熟過程を、近体験する旅である。
目次 夜明け前;電子スピンとトーマス因子;パウリのスピン理論とディラック理論;陽子のスピン;スピン同士の相互作用;パウリ‐ワイスコップとユカワ粒子;ベクトルでもテンソルでもない量;素粒子のスピンと統計;発見の年“1932年”;核力と荷電スピン;再びトーマス因子について;最終講義
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07369-7   4-622-07369-2
書誌番号 1108044964

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