新たなイメージ論に向けて --
岡田温司 /著   -- 岩波書店 -- 2008.6 -- 20cm -- 310p

資料詳細

タイトル 肖像のエニグマ
副書名 新たなイメージ論に向けて
著者名等 岡田温司 /著  
出版 岩波書店 2008.6
大きさ等 20cm 310p
分類 720.4
件名 肖像画
著者紹介 1954年生まれ。京都大学大学院教授。西洋美術史。ピーコ・デッラ・ミランドラ賞受賞。
内容紹介 美しい肖像画が見る者を惹きつけてやまないのはなぜか。レオナルドが描く女性の眼差しと微笑みの秘密、ルネサンスにおける「奇矯で異常なるもの」の系譜学など、肖像をめぐるイメージのドラマとエニグマを探る。
要旨 美しい肖像画が私たちを惹きつけてやまないのはなぜか。レオナルドが描く聖母や貴婦人の「漂うような眼差し」と「慎みのある微笑み」、モランディによる「演技する壜たち」の肖像、ヴァザーリのヴェッキオ宮神話画装飾をめぐるメディチ家賛歌の「意味作用」のドラマ、ルネサンスにおける「奇矯で異常なるもの」の系譜学など、肖像という“イメージの根源”の謎と魅惑を探る。美術史と哲学、精神分析を往還しながら姿を現す、イメージの生成と受容をめぐる新しい思考の地平。
目次 プロローグ イメージの中へ―宮川淳再訪;第1部 肖像という魔術(眼差しと微笑み―レオナルドの肖像画の秘密;静物の肖像―モランディの壜たち);第2部 イメージは誰のものか(「だが君、それをどう我々の意味にあてはめるつもりかね」―ヴァザーリのヴェッキオ宮神話画装飾と『議論集』;ジョルジョ・ヴァザーリと表象の「病」―「奇矯」なるものの系譜学のために;マニエリスム論再考―解釈された「マニエラ」;芸術の自己免疫化を越えて);第3部 肖像のエニグマ(肖像の脱構築―ジャン=リュック・ナンシー『肖像の眼差し』の余白に;肖像のパラドクス)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023449-8   4-00-023449-8
書誌番号 1108047892
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108047892

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