金融資本主義のゆくえ -- ちくま新書 --
金子勝 /著   -- 筑摩書房 -- 2008.7 -- 18cm -- 199p

資料詳細

タイトル 閉塞経済
副書名 金融資本主義のゆくえ
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 金子勝 /著  
出版 筑摩書房 2008.7
大きさ等 18cm 199p
分類 332.107
件名 日本-経済 , 金融-日本
著者紹介 1952年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授などを経て、現在、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政学、制度の経済学。
内容紹介 サブプライムローン問題はなぜ起こったのか。格差社会がなぜもたらされたのか。政策のバックにある主流派経済学の限界を指摘し、日本の社会の現状と将来を見据えた新しい経済学を提唱する。
要旨 サブプライムローン危機が世界を揺るがしている。その原因を知るには、バブルの発生・崩壊のメカニズムと、七〇年代以降の世界のお金の流れを押さえる必要がある。一方、日本国内を見ると、九〇年代以降、政府当局は「構造改革」と「金融自由化」により長期不況を脱する道を選んだが、この選択は果たして正しかったのか。政策のバックにある主流派経済学では、もはや問題を解決できず、格差の拡大など、社会の傷を深くするばかりだ。経済学の限界を指摘し、日本社会の現状と将来を見据えた新しい経済学の可能性を探る。
目次 序 戦後最大の米国不況をどうとらえるか―金融資本主義の経済学;第1章 バブルの経済学―サブプライム危機はなぜ起きたか(バブルはなぜ起こるのか;バブルはなぜ繰り返されるのか;バブル崩壊に対して経済学は役に立つのか);第2章 構造改革の経済学(供給サイドか需要サイドか;構造改革はどういう結末を迎えたのか;制度改革にはどういう思想が必要か);第3章 格差とインセンティブの経済学(「正義の問題」と経済学;インセンティブ理論の落とし穴;新しいタイプの不平等)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06440-0   4-480-06440-0
書誌番号 1108049206

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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