戦争と科学の世紀を生きた科学者の平和思想 --
田中正 /著   -- 岩波書店 -- 2008.7 -- 20cm -- 366,33p

資料詳細

タイトル 湯川秀樹とアインシュタイン
副書名 戦争と科学の世紀を生きた科学者の平和思想
著者名等 田中正 /著  
出版 岩波書店 2008.7
大きさ等 20cm 366,33p
分類 289.1
個人件名 湯川秀樹
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1928年生まれ。名古屋大学理学部にて、坂田昌一博士の指導の下、物理学を学ぶ。立教大学理学部講師を経て、57年京都大学理学部に移る。現在、京都大学名誉教授。専攻:物理学。
内容紹介 四半世紀近く、親しくその指導を受けた著者が、湯川の物理学と平和思想の形成を語る。20世紀科学革命と世界戦争の時代を生きた科学者たちの、平和の理念構築に向けた懸命の歩みを、光と影の両面から再現した1冊。
要旨 核兵器廃絶と日本国憲法への痛切な思い、世界連邦と恒久平和に向けたヴィジョン。20世紀科学革命と世界戦争の時代を生きた科学者たちの、平和の理念構築に向けた懸命の歩みを、光と影の両面から再現する。
目次 核時代と人類の転機;1 二〇世紀「科学革命」のなかのアインシュタインと湯川(アインシュタインと湯川との出会い;二〇世紀「科学革命」のなかのアインシュタインと湯川);2 湯川思想(科学・平和)の形成とその背景(ニコライ‐アインシュタイン宣言;ニコライ著『戦争の生物学』をめぐって;戦時下の湯川;湯川思想(科学・平和)の原点);3 科学者の平和思想と現代(第二次大戦後のアインシュタインと湯川;ラッセル‐アインシュタイン宣言;パグウォッシュ会議、科学者京都会議―「核時代を超えて」;世界連邦運動と日本国憲法;「天は自らを助くる者を助く」―湯川、二一世紀へのメッセージ);対話・今後の「湯川研究」のために(湯川における科学と哲学;戦争と湯川;語られざる「原罪」体験?原爆研究への協力について;科学と人間性をめぐって;世界連邦の実現可能性について;知識人としての科学者;湯川の時代の大学と今日の大学;補遺・湯川と坂田、武谷の哲学―唯物弁証法をめぐって);補論 湯川思想(科学・平和)の位置(場と実在―量子論的世界像;湯川博士の物理学)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025407-6   4-00-025407-3
書誌番号 1108049789
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108049789

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