産業革命からサッチャー改革まで -- Minerva西洋史ライブラリー --
山崎勇治 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2008.6 -- 22cm -- 380p

資料詳細

タイトル 石炭で栄え滅んだ大英帝国
副書名 産業革命からサッチャー改革まで
シリーズ名 Minerva西洋史ライブラリー
著者名等 山崎勇治 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2008.6
大きさ等 22cm 380p
分類 567.0923
件名 石炭産業-イギリス-歴史
注記 文献あり 年表あり 索引あり
要旨 日本を凌駕するほどの金融街シティーの好景気。それを可能にしたのはサッチャーかブレアか。製造業から金融へのターニング・ポイントは1984‐1985年の炭鉱ストライキであった。フォークランド戦争の2倍の経費を使って炭鉱ストライキを押しつぶしたサッチャーの意図は何であったのか。著者はイギリス中を駆け回り、イアン・マクレガー石炭庁総裁、トニー・ベン労働党元産業大臣、第2組合書記長、炭坑村の子供たち、警察官などと会見し、彼らの生の声から炭鉱ストライキの本質を追求していく。18世紀の産業革命から現在までの250年間の「イギリス石炭業史」の中から「サッチャーが果たした歴史的役割」を知る上で手がかりとなる必読の書。
目次 第1部 大英帝国時代―1750~1913年(大英帝国の繁栄と石炭;パックス・ブリタニカを支えたカーディフ炭;世界支配のてまの戦略物資と化したカーディフ炭―日露戦争とバルティック艦隊の大遠征を例として);第2部 両大戦間期―1914~1945年(ドーズ案と1926年ゼネラルストライキ―南ウェールズを中心として;大英帝国の黄昏とイギリス炭鉱業の斜陽化;イギリス炭鉱業再建への方策);第3部 国有化から民営化時代―1945年~(労働党政権と炭鉱国有化政策;「所得政策」の展開―ウィルソン労働党政権とヒース保守党政権;トニー・ベン労働党産業大臣と「英国産業再生白書」;サッチャー政権と1984~85年炭鉱ストライキ);第4部 インタビューを通じてみた炭鉱ストライキ(トニー#ベン労働党産業大臣へのインタビュー;イアン・マクレガー石炭庁総裁へのインタビュー;各団体・市民へのインタビュー;今日の好景気を支えているのはサッチャーかブレアか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-05096-3   4-623-05096-3
書誌番号 1108050262

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