カフカの散文における物語創造の意志と原理 --
尾張充典 /著   -- 鳥影社・ロゴス企画 -- 2008.7 -- 22cm -- 351p

資料詳細

タイトル 否定詩学
副書名 カフカの散文における物語創造の意志と原理
著者名等 尾張充典 /著  
出版 鳥影社・ロゴス企画 2008.7
大きさ等 22cm 351p
分類 940.28
個人件名 カフカ,フランツ
注記 文献あり
著者紹介 1967年愛知県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。ドイツ文学専攻。九州産業大学准教授。
内容紹介 「作品で描かれている意味」に結論を求めずに、「作品で描かれる意味が作品の中で覆され、否定される」点に注目して、生と文学が密接にからみあったカフカの仕事の意図を、具体的な作品の詳細な分析を通して探る。
要旨 カフカの作品世界を一義的な世界像に還元すべきではない。この地平からカフカ特有の創作原理を導き、その詩学を明らかにする。
目次 第1章 文字の受胎―『流刑地にて』における文字の秘教;第2章 言葉の独房―『巣穴』における語りのトポス;第3章 自伝を語ること、あるいは物語の解体―『ある犬の研究』の言説構造;第4章 墜落する物語、あるいは物語ることへの意志―『断食芸人』の語り手の問題;第5章 ないものの夢―『うた歌いヨゼフィーネ、あるいはねずみの民』;第6章 否定詩学―無として認識される生=文学
ISBN(13)、ISBN 978-4-86265-138-9   4-86265-138-0
書誌番号 1108050912

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 940.2/238 一般書 利用可 - 2041164657 iLisvirtual