家族心理学から考える -- 岩波新書 --
柏木惠子 /著   -- 岩波書店 -- 2008.7 -- 18cm -- 228p

資料詳細

タイトル 子どもが育つ条件
副書名 家族心理学から考える
シリーズ名 岩波新書
著者名等 柏木惠子 /著  
出版 岩波書店 2008.7
大きさ等 18cm 228p
分類 367.3
件名 家族関係 , 育児
著者紹介 1932年千葉県生まれ。東京女子大学文学部卒。東京大学大学院教育心理学専攻博士課程修了。現在、東京女子大学名誉教授。専攻:発達心理学、家族心理学。
内容紹介 自己肯定感を持てない子ども、育児不安を訴える親。今、子どもの「育ち」や子育てを巡り様々な異変が起きている。その要因を、家族関係や親と子の心理の変化から読み解き、親も子も育ち合える社会の有り様を考える。
要旨 自己肯定感の低下、コミュニケーション不全の高まりなど、子どもの「育ち」をめぐって、様々な“異変”が起きている。一方、子育てのストレスから、虐待や育児放棄に走る親も目立つ。こうした問題の要因を、家族関係の変化や、親と子の心理の変化に注目して読み解き、親と子ども双方が育ちあえる社会の有り様を考える。
目次 第1章 育児不安の心理(日本に顕著な育児不安―「母の手で」規範の陰に;「子育てだけ」が招く社会的孤立;父親の育児不在という問題);第2章 「先回り育児」の加速がもたらすもの―少子化時代の子どもの「育ち」(変わる子どもの価値―子どもを「つくる」時代の親の心理;「少子良育戦略」と子どもの「育ち」;「よい子の反乱」が意味するもの―顕在化する親子の葛藤);第3章 子育て、親子を取巻く家族の変化(「便利さ」は家族をどう変えたのか;変貌する結婚と家族;高まる家族内ケアの重要性);第4章 子どもが育つ条件とは―“人間の発達”の原則からみる(“人間の発達”の原則と子育て;「子育て支援」から「子育ち支援」へ;子育てを社会化する意義);第5章 子どもも育つ、親も育つ―“生涯発達”の視点(子どもの育ちと親の育ち;急がれるワーク・ライフ・バランスの確立)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-431142-3   4-00-431142-X
書誌番号 1108053420
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108053420

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