学術選書 --
西田利貞 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2008.8 -- 19cm -- 213p

資料詳細

タイトル 新・ 動物の「食」に学ぶ
シリーズ名 学術選書
著者名等 西田利貞 /著  
出版 京都大学学術出版会 2008.8
大きさ等 19cm 213p
分類 481.78
件名 動物生態学 , 捕食
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1941年生まれ。69年京都大学理学研究科動物学専攻博士課程修了。東京大学理学部助手、講師、助教授を経て、88年より京都大学理学部動物学教室教授。2004年退官、(財)日本モンキーセンター所長。65年以来、タンザニアで野性チンパンジーの行動学的・社会学的研究に従事。
内容紹介 動物は、体に必要な食物を「美味しい」と感じるように進化してきた。だが、飽食の時代といわれる現代、食欲に盲従するとどうなるか。動物たちの食生活に学んで、現代人の「食」を考えるための書。
要旨 動物は、体に必要な食物を「美味しい」と感じるように進化してきた。人間も例外ではない。人類の長い進化の歴史はほとんどが飢えとの戦いであり、そこでは「美味しいもの」が「必要なもの」だった。だが、いまの日本は「飽食の時代」といわれるように、突然、食物がありあまるようになった。そんななかで食欲の赴くまま食べ続けると、どうなってしまうだろう?ここで一度立ち止まり、動物たちの食に学んで現代人の「食」を考え直してみよう。
目次 第1章 食を決めるもの―食物ニッチ;第2章 遺伝子の散布―食べられることは増えること;第3章 味覚の不思議―なぜ甘いものに惹かれるか;第4章 薬の起源―生物間の競争が薬を生む;第5章 肉の獲得と分配―ごちそうを賢く手に入れる;第6章 “変わった”食べ物いろいろ;第7章 ヒトの食行動―ヒトの“食べる”を考えよう;第8章 食の現在―現代文明と食生活
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-837-2   4-87698-837-4
書誌番号 1108056672
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108056672

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