朝日選書 --
竹内康浩 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2008.8 -- 19cm -- 240p

資料詳細

タイトル 東大入試至高の国語「第二問」
シリーズ名 朝日選書
著者名等 竹内康浩 /著  
出版 朝日新聞出版 2008.8
大きさ等 19cm 240p
分類 810
件名 日本語 , 入学試験(大学)
著者紹介 1965年愛知県出身。東京大学文学部卒。同大学助手、一橋大学大学院助教授、奈良女子大学大学院准教授などを経て、現在、北海道大学大学院文学研究科准教授。著書に「「ライ麦畑でつかまえて」についてもう何も言いたくない」「ライ麦畑のミステリー」など。
内容紹介 東大は受験生に何を求めているのか。本書では、国語・現代文の過去問30年分を分析し、題材となった様々な文章を読み解き、解説書の「赤本」では触れ得ない作品の本質に、ひいては東大入試の本質に迫る。
要旨 日本最難関と言われる東大入試。その国語・現代文問題には良問が多いが、なかでも「第二問」は、文章を読んだうえで感想や考えを160~200字で書かせる、独特かつ伝統的な「200字作文」である。世に出たばかりの金子みすゞの詩を取り上げた「伝説の1985年第二問」を始め、寅さんのセリフ、死に行く友人への手紙…とバラエティに富んだ作品が毎年出題され、これらには実は通底する大テーマがあった―。まさに「至高の第二問」である。1999年をもって、この「第二問」の形式は消えたが、今なおこのテーマは東大入試に出題され続けているのだ。東大は受験生に何を求めているのか―。過去問30年分を分析し、題材となった様々な文章を読み解き、解説書の「赤本」では触れ得ない作品の本質に、ひいては東大入試の本質に迫る。
目次 第1章 金子みすゞ―「さむかろな」「重かろな」「さみしかろな」(二つの詩;不幸の原因 ほか);第2章 死者との対話―「何万の鰯のとむらいするだろう」(国木田独歩の手紙;独歩に独り歩きはさせない ほか);第3章 春―「啓蟄や日はふりそそぐ矢の如く」(円環する時間;直線対円=都市対田舎 ほか);第4章 大人の言葉と子供の詩―「おっしゃる通りです」(社会人用語の二つの特徴;機械的人間 ほか);第5章 自己と関係性―「死者は決して消滅などしない」(戦死者からの手紙;食うか、食わせるか ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-259946-9   4-02-259946-4
書誌番号 1108056942

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 810/177 一般書 利用可 - 2041202532 iLisvirtual