新規性の進化発生理論 --
マーク・W.カーシュナー /〔著〕, ジョン・C.ゲルハルト /〔著〕, 滋賀陽子 /訳, 赤坂甲治 /監訳   -- みすず書房 -- 2008.8 -- 20cm -- 336,31p

資料詳細

タイトル ダーウィンのジレンマを解く
副書名 新規性の進化発生理論
著者名等 マーク・W.カーシュナー /〔著〕, ジョン・C.ゲルハルト /〔著〕, 滋賀陽子 /訳, 赤坂甲治 /監訳  
出版 みすず書房 2008.8
大きさ等 20cm 336,31p
分類 467.5
件名 進化論
注記 The plausibility of life./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【カーシュナー】物理化学と生化学を学ぶ。ポスドク時代にはゲルハルト教授の研究室に勤めていた。のち、プリンストン大学准教授、カリフォルニア大学教授などを経て、ハーバード大学医学校へ移り、現在、システム生物学部門の教授、部門長。米国科学アカデミー会員。
内容紹介 進化の過程で、まったく新しいものがどのようにして生じるのか。本書では、「促進的変異理論」という革新的な科学理論を提唱。ダーウィンの進化論に、独創的で包括的な改良を加える試み。
要旨 ランダムな変異という材料を自然選択のふるいにかけるだけで、生物たちの見事な形態と機能が都合のいいスピードで進化できるのか?複雑で精巧な組織は、なぜ未完成の段階で淘汰されずに進化できたのか?ダーウィン進化論の最大の弱点とされてきた謎が、進化発生学という新領域で解き明かされようとしている。この新理論では、遺伝子の単なる「乗り物」にさえたとえられた生物の血肉の部分が、進化に道をつける主役に据えられる。しかも、生物の複雑さを還元主義的に解体して遺伝子に行き着くのとはまったく別の方向に、進化のメカニズムを探るべき広大な地平が開かれていることに、読者は目を瞠るだろう。本書の理論は「弱い連係」「探索的挙動」「拘束とひきかえの拘束解除」といった、生物を形づくる複雑なネットワークが生み出す性質に支えられている。複雑さそれ自体が、一見都合のいい進化に本質的な役割を果たしているのだ。本書は新しい進化観を展望する山頂へと、ふもとから一歩一歩、着実に読者を導いていく。このめざましい進化観の変革を見逃す手はない。生物系のモジュール化とパターン化の基礎となるプロセスが、進化史のなかで保存され変化しないという議論や、その拘束が表現型・
目次 序章 ヒース荒野の時計;第1章 変異の起源;第2章 保存された細胞、多様な生物;第3章 生理的な適応能力と進化;第4章 弱い調節的な連係;第5章 探索的挙動;第6章 見えない構造;第7章 促進的変異;第8章 進化論の合理性
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07405-2   4-622-07405-2
書誌番号 1108059541

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中央 4階自然科学 Map 467.5 一般書 利用可 - 2041163448 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 467 一般書 利用可 - 2055048404 iLisvirtual