作品、作家への視覚 --
上田正行 /著   -- 梧桐書院 -- 2008.8 -- 22cm -- 374p

資料詳細

タイトル 中心から周縁へ
副書名 作品、作家への視覚
著者名等 上田正行 /著  
出版 梧桐書院 2008.8
大きさ等 22cm 374p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-近代
著者紹介 1943年大阪市生まれ。72年東京教育大学大学院文学研究科博士課程満期退学。都立江北高校、静岡英和女学院短大、島根大学を経て83年より、金沢大学に勤務。現在、人間社会研究域歴史言語文化学系教授。
内容紹介 二葉亭、漱石に始まり、森山啓、井上靖らを中心に金沢の文学空間を論じ、戦後文学の出発を極東のロシアから語り、さらに「台湾愛国婦人」や日露戦争従軍記にまで及ぶ。周縁から、東アジアから近代文学を読み直す書。
要旨 中心にばかり文学があるのではない。周縁にこそ文学は息づき、周縁から批評する。二葉亭、漱石に始まり、表棹影、中野重治、森山啓、井上靖らを中心に金沢の文学空間が論じられ、戦後文学の出発が極東のロシアから語られ、さらに遡り、「台湾愛国婦人」や日露戦争従軍記にまで及ぶ。作品、作家、時代への熱い“視覚”。周縁から、東アジアから近代文学を読み直す。
目次 二葉亭四迷と落語―落語的なるものの実質;『虞美人草』―「型」の美学;『三四郎』―遊戯する愛;『彼岸過迄』―一つの可能性;漱石と金沢―文学の友、心の友;もう一人の漱石―山水画真贋騒ぎ顛末記;表棹影の作品とその意味;『性に眼覚める頃』―私・表棹影・お玉;鏡花『黒百合』考―立山と洪水;奇矯なる金沢人―「いちがいもん」の伝統〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-340-40123-9   4-340-40123-4
書誌番号 1108059584

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/6100 一般書 利用可 - 2041459231 iLisvirtual