偽書『武功夜話』の徹底検証 --
勝村公 /著   -- 批評社 -- 2008.8 -- 20cm -- 187p

資料詳細

タイトル 「武功夜話」異聞
副書名 偽書『武功夜話』の徹底検証
著者名等 勝村公 /著  
出版 批評社 2008.8
大きさ等 20cm 187p
分類 210.47
件名 日本-歴史-戦国時代
著者紹介 1933年生まれ。扶桑町文化財審議委員、歴史民俗学研究会会員、「ネットワーク播隆」世話人、名古屋郷土文化会会員、尾北善隣史研究会会員。
内容紹介 前野家文書『武功夜話』は真書か、荒唐無稽な偽書か。昭和29年の合併地名が出てくることを手掛かりに、その成立時期が戦後であることを突き止め、信頼できる史料の緻密な検証を通して、偽書の真相を解明する。
要旨 昭和29(1954)年、町村合併によって誕生した「富加」という地名が『武功夜話』に記載されていることを手掛かりに、その成立時期が、384年前の古文書ではなく、戦後に書かれた偽書であることを突き止め、『信長公記』ほか信頼できる史料の緻密な歴史検証をとおして、偽書の真相を徹底的に解明する。藤吉郎の名を一躍有名にした「墨俣一夜築城」は事実ではなく、「伏屋城砦」が真説であり、『信長公記』の編年が多くの誤解を生んだ背景を解明して、その改定遍歴を提示する。
目次 序章 前野家文書『武功夜話』とは(『武功夜話』のあらかた;『武功夜話』の中心人物 ほか);第1章 『武功夜話』の成立時期に関る地名問題(「富加」の地名問題;部分的に加筆された可能性について ほか);第2章 『前野氏系図』の検証(系図への視点;『良峰氏系図』に系いだ「前野氏系図」 ほか);第3章 尾濃平定に関る記述の検証(美濃國墨俣責図;岩倉城陥落時の城主 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8265-0490-4   4-8265-0490-X
書誌番号 1108062324
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108062324

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中央 書庫 210.4/1105 一般書 利用可 - 2041208816 iLisvirtual