宝島社文庫 --
小阪修平 /著, ひさうちみちお /画   -- 宝島社 -- 2008.9 -- 16cm -- 286p

資料詳細

タイトル イラスト 西洋哲学史 下
シリーズ名 宝島社文庫
著者名等 小阪修平 /著, ひさうちみちお /画  
出版 宝島社 2008.9
大きさ等 16cm 286p
分類 130.2
件名 哲学-歴史
要旨 小阪修平がこの『イラスト西洋哲学史』でやろうとしたこと。それはまず第一に、哲学者たちの思考から枝葉をとりはらい、核心のみをとりあげることだった。その「核心」は、ギリシア以来綿々とつながっている「世界と自分」についての考え方だ。そして、小阪はその「核心」を、私たちが生きている現在に向かって積み重ねてみせてくれた。読み進めば進むほど、息苦しくなるほどおもしろいのは、きっとそういう方法のせいだろう。
目次 第5章 デカルトと明晰な精神(中世の闇から精霊を追放した近代の光の中で、私たちは生きている;近代の幕開けとガリレオ;自然を単純化した延長という思想;明晰判明な精神とはなにか?;機械じかけの身体とこころ);第6章 大陸合理論とイギリス経験論(デカルトの明晰さは、まさにその源泉である二元論から翳りはじめる;スピノザとライプニッツ;ロックとヒューム);第7章 カントの批判哲学(カント哲学における矛盾は、近代という時代そのものの逆説である;認識における先天的なものと物自体;眼にみえぬものをもとめる理性の二律背反;理想をもとめる実践に人間の自由がある);第8章 ドイツ観念論とヘーゲル(カントが遺した近代的人間の分裂した姿を、ドイツ観念論はどう救おうとしたか;フィヒテとシェリング;弁証法と歴史;絶対精神と世界精神;社会の弁証法);第9章 マルクス主義と実存主義(ヘーゲル以降の哲学は、ことばによる円環の外に出ていく;精神の歴史から現実の歴史へ;解決されない現在と個別的な私)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7966-6598-8   4-7966-6598-6
書誌番号 1108063355

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 文庫本 130.2/5/2 一般書 利用可 - 2040987919 iLisvirtual