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【図書】
うつほ物語の表現形成と享受
江戸英雄
/著 --
勉誠出版 -- 2008.9 -- 22cm -- 365p
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資料詳細
タイトル
うつほ物語の表現形成と享受
著者名等
江戸英雄
/著
出版
勉誠出版 2008.9
大きさ等
22cm 365p
分類
913.34
著者紹介
1968年大阪府生まれ。91年神戸大学文学部卒。96年神戸大学大学院文化学研究科文化構造専攻中途退学、文部省大学共同利用機関国文学研究資料館研究情報部助手。現在、人間文化研究機構国文学研究資料館文学形成研究系助教。
内容紹介
豊かな物語の沃野を拓いている最古の長篇『うつほ物語』。その多角的な読み解きから、物語史を更新するための論点を提示。長篇物語の表現形成の特質を追究し、また、近世の享受の様相を見通す。
要旨
現存最古の長篇物語「うつほ物語」、その多角的読み解きから物語文学史を更新する。第1篇では、物語の根底的概念を証し立てる分析を通して、長篇物語の表現形成の特質を追究。第2篇では、『源氏物語』と本居宣長の関係を基準として、細井貞雄を中心に、近世の享受の様相を見通す。
目次
1 長篇物語の表現形成(長篇物語を形成する表現―いわゆる「重複」本文の問題から;長篇の序章、俊蔭の物語の誕生―入唐僧の文学との関わりから;秘琴伝授の型と物語の展開力―「俊蔭」巻の主題と方法;求婚譚の論理とあて宮の琴―「藤原の君」巻のあて宮詠「七夕の逢ふ夜の露を」を起点として;歴史的文脈の形成―忠こその出家をめぐって ほか);2 物語享受の様相(物語学の精神―『うつほ物語』の享受史から;物語注釈における“誤読”―川嶋心貞の『うつほ物語考』をめぐって;『玉琴』の源氏観―細井貞雄と『うつほ物語』)
ISBN(13)、ISBN
978-4-585-03205-2 4-585-03205-3
書誌番号
1108063501
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所蔵
所蔵は
1
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所蔵館
所蔵場所
別置
請求記号
資料区分
状態
取扱
資料コード
中央
書庫
913.3/553
一般書
利用可
-
2040987633
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