立岩真也 /著   -- 筑摩書房 -- 2008.9 -- 21cm -- 354,20p

資料詳細

タイトル 良い死
著者名等 立岩真也 /著  
出版 筑摩書房 2008.9
大きさ等 21cm 354,20p
分類 490.15
件名 生と死
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1960年佐渡島生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。信州大学医療技術短期大学部助教授などを経て、現在、立命館大学大学院先端総合研究科教授。社会学を専攻。
内容紹介 自然で、はた迷惑にならず、自分で決める死。人はなぜ尊厳死を「良きもの」とするのか。この尊厳死の思想の問題点を指摘し、あらゆる生を否定しない立場から、「生きたいなら生きられる」社会への道筋を探る。
要旨 たとえば病気のため、あるいは老衰のため、体が思うように動かせなくなり、自分を、生きる価値のない存在だと思ってしまう。そこから、尊厳死のような「自然な」死を選ぼうとする人も出てくる。しかし、「どのようであっても生きていけたらよい」と考えるなら、こうした死を法制化する遙か手前で考えるべきこと、なすべきことはたくさんある。ただ生きて存在することを妨げるこの社会を、「生きたいなら生きられる」社会へと変えていくには何が必要か、その方途を粘り強く探る。
目次 序章 要約・前置き(要約と前置き;それがある場所:不死性;それがある場所:汎用性;それがある場所:反事実性・抗事実性);第1章 私の死(私のことである、しかし;困難;他を害さない私のことか);第2章 自然な死、の代わりの自然の受領としての生(人工/自然;生―政治;好き嫌いのこと;会ってしまうこと;思いを超えてあるとよいという思い;多数性・可変性;肯定するものについて);第3章 犠牲と不足について(不安と楽観;避けられない場合;不足/の不在;移動/増加;どこから計るか;枯れ木に水、がよいについて;何が妨げているのか;それでもよい/それでも)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-86719-3   4-480-86719-8
書誌番号 1108063680

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