日本の生活保障とデモクラシー -- 有斐閣insight --
宮本太郎 /著   -- 有斐閣 -- 2008.9 -- 19cm -- 220p

資料詳細

タイトル 福祉政治
副書名 日本の生活保障とデモクラシー
シリーズ名 有斐閣insight
著者名等 宮本太郎 /著  
出版 有斐閣 2008.9
大きさ等 19cm 220p
分類 369.1
件名 社会福祉
注記 並列タイトル:The politics of welfare
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1958年東京都生まれ。88年中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。立命館大学法学部助教授、ストックホルム大学客員研究員、立命館大学政策科学部教授などを経て、現在、北海道大学大学院法学研究科教授。
内容紹介 福祉国家のあり方が問われる中、社会保障や福祉が政治的争点の中心に。福祉政治は生活保障やデモクラシーのあり方をどう変えるのか。福祉政治分析の理論を整理し、60年代以降の日本を中心に福祉政治の展開を考察。
要旨 日本型生活保障のしくみが解体する中、足元が崩れるような不安が広がり、社会保障や雇用は政治的争点の中心にせりあがっている。にもかかわらず日本政治は、「構造改革」の徹底にも大胆な格差是正にも踏み出せない、膠着状況にある。このような状況は、なぜ、どのようにして生み出されたのか。社会保障や雇用をめぐる政治すなわち福祉政治は、何をなしうるのか。本書は、福祉国家の構造を示す福祉レジーム論や「劇場政治」のしかけに迫る言説政治論などを駆使して、今日の福祉政治を立体的にとらえる。そして、こうした新しい視点から、戦後日本の福祉政治の展開を解き明かし、膠着状況を超える展望を示す。
目次 序章 日本の福祉政治―なぜ問題か、どう論じるか;第1章 福祉レジームと雇用レジーム;第2章 福祉政治をどうとらえるか;第3章 一九六〇・七〇年代の福祉政治―雇用レジームと福祉レジームの形成と連携;第4章 一九八〇年代の福祉政治―福祉レジームの削減と雇用レジームの擁護;第5章 一九九〇年代後半以降の福祉政治―雇用レジームの解体と福祉レジームの再編;終章 ライフ・ポリティクスの可能性―分断の政治を超えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-641-17802-1   4-641-17802-X
書誌番号 1108064255
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108064255

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