岩波現代文庫 --
松本健一 /著   -- 岩波書店 -- 2008.9 -- 15cm -- 380,9p

資料詳細

タイトル 開国のかたち
シリーズ名 岩波現代文庫
著者名等 松本健一 /著  
出版 岩波書店 2008.9
大きさ等 15cm 380,9p
分類 210.59
件名 日本-対外関係-歴史-幕末期
注記 索引あり
要旨 ペリー来航から明治維新までわずか十五年。この短い時間に日本が経験したことは、その後の近代化の過程と現在の日本人の精神の原型を形作った。象山、西郷、松陰、高杉、龍馬ら思想家や志士はもとより無名の技術者や女性も登場。対米関係以外に視野を清国やロシアにも広げて、「第一の開国」である幕末の意味を「第三の開国」である現在に照射して検証する。
目次 ペリー来航の意味を捉えた佐久間象山;「白旗」で開国を迫ったペリー;官軍は錦旗、賊軍は日の丸;西郷隆盛における「文明」の理念;幕末アルチザンの技術力;統一国家・日本へのまなざし;国体論という日本の「原理」;「天朝も幕府も入らぬ」吉田松陰;高杉晋作が上海で見た「アジア」;五代友厚の「亡命」;奇兵隊―ネーションの防衛;新選組―士としての生と死;次々に現れ出た「いき神さま」;「国民」の意識をもっていた勝海舟;ロシアによる対馬の不法占領;横井小楠のラディカルな思想;「気概」の戦争と「理性」の政治;秋月悌次郎がかかげた「白旗」;大阪遷都を建言した大久保利通;自由人・坂本龍馬がつくった薩長同盟;維新運動に女性が登場しないのはなぜか;榎本武揚が箱館で守ろうとしたもの;ハリスの後ろ盾となった「万国公法」;「文明の徒としての福沢諭吉;日本にとって開国とは何であったか
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-603172-5   4-00-603172-6
書誌番号 1108067832

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
鶴見 公開 Map 郷土資料 210.5 一般書 利用可 - 2042626875 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 文庫本 210.5 一般書 利用可 - 2065995045 iLisvirtual