龍と春樹の時代 -- 幻冬舎新書 --
清水良典 /著   -- 幻冬舎 -- 2008.9 -- 18cm -- 276p

資料詳細

タイトル Murakami
副書名 龍と春樹の時代
シリーズ名 幻冬舎新書
著者名等 清水良典 /著  
出版 幻冬舎 2008.9
大きさ等 18cm 276p
分類 910.268
個人件名 村上竜
著者紹介 1954年奈良県生まれ。文芸評論家。高等学校国語教諭を経て、現在、愛知淑徳大学教授。86年「記述の国家谷崎潤一郎原論」で群像新人文学賞受賞。
内容紹介 村上龍と村上春樹。ふたりの作品を時代ごとに対比させると、根っこの部分で驚くほどテーマがつながっていることがわかる。両MURAKAMIの物語によってあぶりだされた私たち自身の時代を振り返る鮮烈な試み。
要旨 かつて“W村上”などという呼び方をされた時期もあったが、龍のファンは春樹が苦手で、春樹のファンは龍が嫌いだったりすることが多い。しかし、二人の作品を時代ごとに対比させると、両者とも「アメリカ」「戦争」「セックス」「バブル経済」「崩壊の予兆」「十四歳」など、根っこの部分で驚くほどテーマがつながっていることがわかる。両MURAKAMIの物語によってあぶりだされた私たち自身の時代を振り返る、今までにない鮮烈な試み。
目次 第1章 反逆からの出発―一九七六‐一九八五(“アメリカ”の洗礼―『限りなく透明に近いブルー』VS.『風の歌を聴け』;日本という壁―『海の向こうで戦争が始まる』VS.『1973年のピンボール』;がまんの仕方―『コインロッカー・ベイビーズ』VS.『羊をめぐる冒険』;欲望の行く先―『中国行きのスロウ・ボート』VS.『悲しき熱帯』);第2章 関係のありかた―一九八六‐一九九五(僕とオレ―『村上朝日堂』VS.『すべての男は消耗品である』;泡の正体―『愛と幻想のファシズム』VS.『ダンス・ダンス・ダンス』;セックスの底―『ノルウェイの森』VS.『トパーズ』;転がる石のように―『イビサ』VS.『国境の南、太陽の西』);第3章 大人になるということ―一九九六‐二〇〇五(崩壊の予兆―『ねじまき鳥クロニクル』VS.『五分後の世界』;この国で何が起こっているのか―『アンダーグラウンド』VS.『JMM』;十四歳の境界―『希望の国のエクソダス』VS.『海辺のカフカ』;新しいゴールをめざして―『アフターダーク』VS.『半島を出よ』)
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-98095-2   4-344-98095-6
書誌番号 1108069574
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108069574

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