東アジア漢文世界と日本語 --
中村春作 /編, 市來津由彦 /編, 田尻祐一郎 /編, 前田勉 /編   -- 勉誠出版 -- 2008.10 -- 22cm -- 338,18p

資料詳細

タイトル 「訓読」論
副書名 東アジア漢文世界と日本語
著者名等 中村春作 /編, 市來津由彦 /編, 田尻祐一郎 /編, 前田勉 /編  
出版 勉誠出版 2008.10
大きさ等 22cm 338,18p
分類 811.25
件名 訓点 , 漢文
注記 索引あり
著者紹介 【中村】1953年生まれ。広島大学大学院教育学研究科教授。専攻は日本思想史。著書に、「江戸儒教と近代の「知」」「近代日本の成立」などがある。
内容紹介 これまで「日本的」な独自の方法として個別に論じられてきた「訓読」を、東アジア世界の中に新たに置きなおすことを試みる。また、独自の新しい文献資料学の手法から、「訓読」を再考することを目指す。
要旨 「訓読」はなぜ、私たちにとって「課題」であり続けるのか―「訓読」という異文化理解の方法を再考し、日本の伝統文化形成、日本人の「知」の問題として位置づける。また、「訓読」という手法を、東アジア世界の文化交渉から見つめ直し、漢字・漢文文化圏の成立、その内部での個々の文化形成のあり方を論じる。
目次 第1部 異文化理解の「課題」としての訓読(「訓読」の思想史―“文化の翻訳”の課題として;近代における「漢文直読」論の由緒と行方―重野・青木・倉石をめぐる思想状況;ピジン・クレオール語としての「訓読」;ベトナムの「訓読:と日本の「訓読」);第2部 訓読と日本語・日本文化の形成(日本における訓点資料の展開―主として音読の視点から;近世における漢文訓読法の変遷と一斎点;漢文訓読体と敬語;国語施策と訓点語学);第3部 訓読論の地平(“訓読”問題と古文辞学―荻生徂徠をめぐって;表現文法の代用品としての漢文訓読;日本漢文の訓読とその将来;漢文訓読の現象学―文言資料読解の現場から)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-03184-0   4-585-03184-7
書誌番号 1108071905

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