廉想渉、張赫宙とその文学 --
白川豊 /著   -- 勉誠出版 -- 2008.10 -- 20cm -- 319p

資料詳細

タイトル 朝鮮近代の知日派作家、苦闘の軌跡
副書名 廉想渉、張赫宙とその文学
著者名等 白川豊 /著  
出版 勉誠出版 2008.10
大きさ等 20cm 319p
分類 929.13
個人件名 廉想渉
著者紹介 1950年香川県生まれ。75年東京大学文学部卒。79年韓国留学。85年九州大学文学部助手。89年九州国際大学専任講師、助教授等。94年九州産業大学国際文化学部教授。
内容紹介 他国の支配下において、文学とは、言語とは何なのか。1930年前後、植民地下の朝鮮で、母国語のみで書き続けた作家と、朝鮮語と日本語で書き分けた作家とを比較することで、植民地期文学の姿を把握する。
要旨 他国の支配下において、自国の文学とは、言語とは何なのか。一九三〇年を前後する十数年、植民地下の朝鮮で、母国語のみで書き続けた作家・廉想渉と、朝鮮語と日本語の二言語で書き分けた作家・張赫宙とを対比しつつ、植民地期の知日派作家の苦悩と、その文学の姿について洞察する。
目次 序論 廉想渉と張赫宙―朝鮮近代作家の二つの“生”と文学;第1編 廉想渉とその文学(廉想渉の中篇「万歳前」小考;「万歳前」の人物形象と人間認識;1920年代廉想渉小説と日本―再来日前後の4篇を中心に;1930年前後の長篇小説に見える日本;1930年代中盤の長篇小説考―1932~36年を中心に);第2編 二言語創作作家とその文学(李石薫(牧洋)作品考―二言語創作の一典型;張赫宙の朝鮮語作品考;張赫宙の日本語長篇「嗚呼朝鮮」をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-05402-3   4-585-05402-2
書誌番号 1108077398
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108077398

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