近代日本の生殖をめぐる政治 --
荻野美穂 /著   -- 岩波書店 -- 2008.10 -- 20cm -- 351,11p

資料詳細

タイトル 「家族計画」への道
副書名 近代日本の生殖をめぐる政治
著者名等 荻野美穂 /著  
出版 岩波書店 2008.10
大きさ等 20cm 351,11p
分類 498.2
件名 家族計画 , 妊娠中絶 , 避妊法
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1945年生まれ。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程中退。現在、大阪大学大学院文学研究科教授。専門:女性史、ジェンダー論。著書:「生殖の政治学」「中絶論争とアメリカ社会」「ジェンダー化される」ほか。
内容紹介 「出産は計画的に決めるもの」。それが常識になっていく過程を、明治期から現代まで辿る。避妊と中絶という生殖技術をめぐって、国家や個人の思惑はいかに交錯したのか。多くの資料を渉猟して描き出す労作。〈受賞情報〉女性史青山なを賞(第24回)
要旨 子どもを「つくる」かどうかは計画的に決めるもの、という考え方はどのようにして「常識」になっていったのか。その道筋を、明治期から現代までの言説をたどりつつ考察する。子どもの数を調節するための避妊や中絶という生殖技術をめぐって、国家と、女たち・男たちの価値観・思惑はどのように交錯したのか。同時期の海外での言説にも目配りし、多くの資料を渉猟して描き出す労作。
目次 第1章 避妊が「罪悪」だった頃;第2章 「しなければならぬ避妊」と「してはならぬ避妊」;第3章 堕胎という問題;第4章 「産児報国」の時代;第5章 国敗れて人口あり;第6章 「家族計画」の時代;第7章 「中絶天国」がもたらす問い
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022488-8   4-00-022488-3
書誌番号 1108079509
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108079509

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