その精神の軌跡-万象ニ天意ヲ覚ル者ハ… --
高崎哲郎 /著   -- 鹿島出版会 -- 2008.11 -- 20cm -- 321p

資料詳細

タイトル 評伝 技師青山士
副書名 その精神の軌跡-万象ニ天意ヲ覚ル者ハ…
著者名等 高崎哲郎 /著  
出版 鹿島出版会 2008.11
大きさ等 20cm 321p
分類 289.1
個人件名 青山士
注記 年譜あり
著者紹介 1948年栃木県生まれ。NHK記者、帝京大学教授、東工大などの非常勤講師を歴任。(独)土木研究所と(財)河川環境管理財団の客員研究員を経て、(独)水資源機構の客員教授。作家、土木史研究家。
内容紹介 私はこの世を、私が生まれてきたときよりも、よりよくして残したい…。ストイックなキリスト教精神で日本土木界に屹立する、青山士生誕130年の年に世に問う待望の評伝。内外資料を網羅した決定版。
要旨 青山士は、パナマ運河建設に携わった唯一の日本人であり、荒川放水路の建設、信濃川大河津分水路の改修工事を指揮した土木技術者である。学生時代に内村鑑三の講演を聞き影響を受けて門下生となった。大学を卒業した青山は単身渡米し、熱帯雨林のパナマ運河開削工事に携わり目覚ましい成果を上げた。パナマ運河が技師青山を成熟させた。帰国後、内務技師として戦前の上記二大国家プロジェクトを完遂させた。不戦思想もあって内務技監を辞職せざるを得なくなるが、晩年は郷里磐田市で清貧の生活を送った。青山士は何よりも清廉を尊び「広く後世の人類のためになる仕事をしなければならない」との精神を貫いた。青山が日本工学会で初めて打ち出した「土木技術者の信条および実践要綱」は、不滅の倫理綱領である。
目次 第1章 通過儀礼1―生誕から中学卒業まで;第2章 通過儀礼2―高校入学、キリスト教入信、大学卒業;第3章 闇の奥・パナマでの七年半;第4章 荒川放水路開削と鬼怒川改修;第5章 新潟土木出張所長を経て内務技監に;第6章 戦時中、疎開;第7章 晩年、逝去
ISBN(13)、ISBN 978-4-306-09394-2   4-306-09394-8
書誌番号 1108079668
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108079668

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 289/ア 一般書 貸出中 - 2046384175 iLisvirtual