光文社新書 --
宮下誠 /著   -- 光文社 -- 2008.11 -- 18cm -- 286p

資料詳細

タイトル カラヤンがクラシックを殺した
シリーズ名 光文社新書
著者名等 宮下誠 /著  
出版 光文社 2008.11
大きさ等 18cm 286p
分類 762.8
個人件名 カラヤン,ヘルベルト・フォン
著者紹介 1961年東京都生まれ。早稲田大学卒。専攻は20世紀西洋美術史、美術史学史、画像解釈学、一般芸術学。國學院大學文学部教授。
内容紹介 カラヤン以後、音楽の風景は一変した。カラヤンの音楽と、それを鋭く断罪する2人の音楽家、クレンペラーとケーゲルの絶望を通して、20世紀から現代までを覆う負の遺産を問い直し、音楽、芸術、人間存在を考える。
要旨 20世紀を代表する指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤン。その流麗な「美」に魅せられた人は少なくないだろう。しかし、「カラヤン以後」、音楽の風景は一変し、何かが決定的に失われてしまったことに気づいているだろうか。かつて音楽を聴く聴衆は、その成り立ちに息を潜めるがごとく、宗教儀式のように音楽を体験し、享受した。そこには特別な「意味」が存在した―。本書は、カラヤンの音楽と、それを鋭く断罪する二人の音楽家、オットー・クレンペラーとヘルベルト・ケーゲルの、絶望や狂気、矛盾や破滅が内在する『危険な音楽』を通して、20世紀から現代までを覆う「負の遺産」を問い直し、音楽、芸術、そして人間存在を考える。
目次 第1章 音楽の悪魔―プロレゴーメナ(死後20年目のブーム;音楽の言語化 ほか);第2章 流線型の美学―ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908~1989)(『大地の歌』;人口楽園 ほか);第3章 孤高の絶対音楽―オットー・クレンペラー(1885~1973)(満身創痍の鉄人;アンチ・モラリスト ほか);第4章 絶望の音楽―ヘルベルト・ケーゲル(1920~1990)(自殺したくなる音楽;途絶えたキャリア ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-03483-2   4-334-03483-7
書誌番号 1108081649

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 762.8 一般書 利用可 - 2041652015 iLisvirtual
公開 Map 762.8 一般書 利用可 - 2041635757 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 762.8 一般書 利用可 - 2041643610 iLisvirtual