道元・盤珪をめぐる諸問題 --
諏訪安弘 /著   -- 地人館 -- 2008.10 -- 22cm -- 290,8p

資料詳細

タイトル 仮名法話の研究
副書名 道元・盤珪をめぐる諸問題
著者名等 諏訪安弘 /著  
出版 地人館 2008.10
大きさ等 22cm 290,8p
分類 188.84
件名 禅宗-法話
注記 索引あり
要旨 仮名法語は、仏教の教えを仮名文で、説話や巧みな手法(方便)を交えて分かりやすく説いた祖師や高僧のことばである。主として鎌倉時代に新仏教の祖師たちが教団の僧や庶民階層の布教に際し流布したものである。昭和三十年代の初めころから、仏教的著作や思想を表す作品も文学として扱うことになり、仮名法語を文学の視点から研究するジャンルが開かれ、日本文学史にも『正法眼蔵』や『歎異抄』等が文学作品として登場することになったのである。本書では、道元の『正法眼蔵』『永平廣録』『正法眼蔵随聞記』及び盤珪の仮名法語について研究したものである。
目次 第1編 『正法眼蔵』の特質(『正法眼蔵』における恷麼;『正法眼蔵』「行持」巻の解析);第2編 仮名法語としての『正法眼蔵随聞記』(懐奘の八つの質問について;正法眼蔵随聞記における説話的発想;興聖寺における懐奘の弁道);第3編 『永平廣録』をめぐって(偈頌にみる道元の山居思想;『道元和尚廣録』における「良久云」;『道元和尚廣録』第一(興聖禅寺語録)と『正法眼蔵随聞記』について);第4編 盤珪の仮名法語(盤珪仮名法語における「聞」について;盤珪の女人教化);附編 近代文学と仏教(『恩讐の彼方に』と禅海;子規と兆民―その生き方と悟り;一葉の恋―三界唯一心に寄せて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7954-0222-5   4-7954-0222-1
書誌番号 1108082580
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108082580

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中央 書庫 188.8/817 一般書 利用可 - 2041655790 iLisvirtual