19世紀ベルリン市の再生 --
金子光男 /著   -- 日本評論社 -- 2008.11 -- 22cm -- 384p

資料詳細

タイトル 汚水処理の社会史
副書名 19世紀ベルリン市の再生
著者名等 金子光男 /著  
出版 日本評論社 2008.11
大きさ等 22cm 384p
分類 518.2
件名 下水道-ベルリン-歴史 , 汚物処理
注記 文献あり
著者紹介 1943年東京都生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科博士課程中退。フライブル大学客員教授。現在、明治大学政治経済学部教授。
内容紹介 過密化し、汚染された帝国首都ベルリンは、いかにして下水道整備へと辿り着き、環境浄化を成し遂げたのか。汚水処理と言う都市生活の根源的なテーマに光を当てた、比類なき都市再生の物語。
要旨 一九世紀後半、近隣農村からの膨大な移住者を呑み込んで過密化した帝国首都ベルリンは、河川、大気、土壌等のあらゆる汚染と各種疫病にさらされていた。人々がその惨状を見据えて立ち上がり、やがて「汚水処理」という一連の問題群を獲得し、国家と社会の総力を傾注したプロジェクトとしての下水道整備へとたどり着く模索と苦闘の過程を、当時の資料と古今の文献に基づいて克明にたどる。政治・経済・財政史、人口問題、医学・科学技術史等々、さまざまな学問領域が織りなす沃野から下水道建設と都市浄化という都市生活の根源的なテーマを照射する。
目次 第1部 ベルリン市の環境―一八七一~一九二〇(一八七〇年代のベルリン市概観;一八六六年―コレラ、ベルリン急襲);第2部 細菌学前夜の医学―フィルヒョーを中心に(R.フィルヒョーの医学観と環境政策);第3部 ベルリン市の下水道導入(第二帝政期における「下水道導入」からみたベルリン市環境整備の努力について(1)特にヴィーベ案を中心に;第二帝政期における「下水道導入」からみたベルリン市環境整備の努力について(2)ホープレヒトからフィルヒョーへ);補論(R・フィルヒョーにみる医学と環境論の間について―二〇〇三年SARS発症にふれて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-535-58533-1   4-535-58533-4
書誌番号 1108084457
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108084457

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中央 書庫 518.2/223 一般書 利用可 - 2041691100 iLisvirtual