ナショナリズムという難問 -- 岩波新書 --
塩川伸明 /著   -- 岩波書店 -- 2008.11 -- 18cm -- 214,9p

資料詳細

タイトル 民族とネイション
副書名 ナショナリズムという難問
シリーズ名 岩波新書
著者名等 塩川伸明 /著  
出版 岩波書店 2008.11
大きさ等 18cm 214,9p
分類 316.8
件名 民族問題
注記 文献あり
著者紹介 1948年生まれ。79年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授。専攻:ロシア現代史・比較政治論。
内容紹介 「民族」「エスニシティ」「ネイション」「ナショナリズム」とはそれぞれ何だろうか。国民国家の登場から冷戦後の地域紛争までの歴史を辿りながら、複雑な問題群を整理し、ナショナリズムにどう向き合うかを考える。
要旨 地域紛争の頻発や排外主義の高まりの中で、「民族」「エスニシティ」「ネイション」「ナショナリズム」などの言葉が飛び交っている。だが、これらの意味や相互の関係は必ずしかも明確ではなく、しばしば混乱を招いている。国民国家の登場から冷戦後までの歴史をたどりながら、複雑な問題群を整理し、ナショナリズムにどう向き合うかを考える。
目次 第1章 概念と用語法―一つの整理の試み(エスニシティ・民族・国民;さまざまな「ネイション」観―「民族」と「国民」;ナショナリズム;「民族問題」の捉え方);第2章 「国民国家」の登場(ヨーロッパ―原型の誕生;帝国の再編と諸民族;新大陸―新しいネイションの形;東アジア―西洋の衝撃の中で);第3章 民族自決論とその帰結―世界戦争の衝撃の中で(ナショナリズムの世界的広がり;戦間期の中東欧;実験国家ソ連;植民地の独立―第二次世界大戦後(1);「自立型」社会主義の模索―第二次世界大戦後(2));第4章 冷戦後の世界(新たな問題状況―グローバル化・ボーダレス化の中で;再度の民族自決;歴史問題の再燃);第5章 難問としてのナショナリズム(評価の微妙さ;シヴィック・ナショナリズム?;ナショナリズムを飼いならせるか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-431156-0   4-00-431156-X
書誌番号 1108085228

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