幻冬舎新書 --
佐伯啓思 /著   -- 幻冬舎 -- 2008.11 -- 18cm -- 229p

資料詳細

タイトル 自由と民主主義をもうやめる
シリーズ名 幻冬舎新書
著者名等 佐伯啓思 /著  
出版 幻冬舎 2008.11
大きさ等 18cm 229p
分類 311.4
件名 保守主義-日本
著者紹介 1949年奈良県生まれ。東京大学経済学部卒。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は社会経済学・経済思想史。2008年第23回正論大賞受賞。サントリー学芸賞、東畑記念賞、読売論壇賞受賞。著書多数。
内容紹介 まだ金融・経済・精神を蝕む世界のガン・アメリカについていくのか。国を崩壊の崖っぷちから救うのは、和・義・無常の精神しかない。今日の危機に早くから警告を発してきた思想家が改めて問う「保守」という生き方。
要旨 アメリカの金融破錠は、自由と民主主義の名の下に個人の飽くなき欲望を肯定し、グローバル化を強引に主導してきたアメリカ的価値の破錠でもあった。それに追随し、経済だけでなく政治、人心のあらゆる局面で崩壊の危機に瀕する日本。もはやアメリカとの決別なくして再生はありえない。今こそ、「私」ではなく「義」を、「覇権」ではなく「和」を是とする日本的価値を、精神の核に据え直すときなのだ。今日の危機に早くから警告を発してきた思想家があらためて問う「保守」という生き方。
目次 第1章 保守に託された最後の希望(簡単だった対立の構図;現状維持の「左翼」、変革を唱える「保守」 ほか);第2章 自由は普遍の価値ではない(ある古い旅館の光景;全共闘の平和主義と暴力主義 ほか);第3章 成熟の果てのニヒリズム(ニーチェととの出会い;道徳・正義の裏に潜む権力欲 ほか);第4章 漂流する日本的価値(世界金融危機の根本原因は過剰資本;アメリカの北部型経済と南部型経済 ほか);第5章 日本を愛して生きるということ(なぜ今「愛国心」なのか;「愛国心」をめぐる諸概念 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-98097-6   4-344-98097-2
書誌番号 1108085554

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