翁と河勝 --
梅原猛 /著   -- 角川学芸出版 -- 2008.12 -- 20cm -- 239p

資料詳細

タイトル うつぼ舟 1
各巻タイトル 翁と河勝
著者名等 梅原猛 /著  
出版 角川学芸出版 2008.12
大きさ等 20cm 239p
分類 773
件名 能楽
注記 文献あり
著者紹介 大正14年宮城県生まれ。哲学から仏教の研究に入り、その後、縄文・アイヌを研究。「梅原日本学」を確立。現在、「梅原学」確立のため、中世の文学・芸能としての「能」の研究に入る。国際日本文化研究センター初代所長。哲学者。
内容紹介 能は文学でも伝統芸能でもある。河勝や観阿弥の作品の根底に流れる能作者の悲劇的な人物像や中世の宗教観に光を当てる。歴史・文学・宗教から読み解く画期的能芸論。角川学芸WEBマガジン連載作品の書籍化。
要旨 梅原猛に“もの”が取り憑いた。八十三歳。能の創始者・秦河勝は、流されて、大荒大明神という、怨霊となった。その齢、八十三。梅原猛の初めての能芸論は、秦河勝の悲劇に始まる。「“もの”が憑かねば、“もの”は、書けぬ」―梅原猛自身が怨霊と化して、この「物語」は書かれた。翁、摩多羅神、ディオニソス。中世の神々が降りて来た。その容、滑稽で、恐しく、妖しい。梅原猛の中世―歴史・文学・宗教から読み解く画期的能芸論。
目次 第1章 大荒大明神になった秦河勝;第2章 広隆寺と牛祭と秦氏;第3章 川勝一族の里・田原本;第4章 三人翁・奈良豆比古神社;第5章 呪術としての翁舞;第6章 黒い翁の呪力;第7章 ディオニソスの熱狂;第8章 摩多羅神と芸能
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-621191-0   4-04-621191-1
書誌番号 1108088546

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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公開 773 一般書 貸出中 - 2041722790 iLisvirtual
磯子 公開 Map 773 一般書 利用可 - 2042061355 iLisvirtual