視線の現象学 -- ちくま学芸文庫 --
多木浩二 /著   -- 筑摩書房 -- 2008.12 -- 15cm -- 399p

資料詳細

タイトル 眼の隠喩
副書名 視線の現象学
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 多木浩二 /著  
出版 筑摩書房 2008.12
大きさ等 15cm 399p
分類 704
件名 芸術-評論
要旨 見ること、それは「もの」を知覚すること。視線を意識することは「もの」自体にも作用し私たちの認識に影響を及ぼす。例えば我々は道路に描かれた平行線を手がかりに距離を知覚する。これは絵画の遠近法の影響であり、ひいてはこの知覚に基づき街が造られるようになった。本書は視覚的表現や事物と、人間の関係についての考察。あらゆる表現物に刻み込まれた人々の様態を丹念に読み取り、言語化できない無意識な視線を介して世界を見る方法を提示する。またその無意識の世界が、我々の文化の地層を変えていく様相を丹念に語る。思想・美術など幅広い分野に足跡を残す著者の代表作。
目次 1 イメージの交通―象徴と地理的空間;2 人形の家―理性と遊戯性/経験の空間性;3 趣味のユートピア―カタログの両義性;4 視線の政治学―眼の隠喩/視線の破砕;5 ブルジョワジーの肖像―ある時代の神話;6 測定する視線―十九世紀的「知」の断面;7 王の寝台―権力の舞台;8 椅子の身体論―儀礼と快楽;9 メトロポリスの神話学―虚構としての視線
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09188-8   4-480-09188-2
書誌番号 1108089726

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