PHP新書 --
槇野修 /著, 山折哲雄 /監修   -- PHP研究所 -- 2008.12 -- 18cm -- 373p

資料詳細

タイトル 『源氏物語』の京都を歩く
シリーズ名 PHP新書
著者名等 槇野修 /著, 山折哲雄 /監修  
出版 PHP研究所 2008.12
大きさ等 18cm 373p
分類 913.36
件名 文学地理-京都市
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【槇野】1948年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒。朝日新聞社、ダイヤモンド社で雑誌・書籍の編集に携わり、80年編集工房「離山房」設立。歴史・文芸考証をテーマとし、最近は京都関連の執筆をおこなう。
内容紹介 54巻からなる長編、「源氏物語」のあらすじを丁寧に紹介しながら、その舞台となった京都御所、嵯峨野、宇治などを訪ね歩く。カラー写真も揃えた、王朝絵巻が甦る源氏物語紀行の決定版。
要旨 千年にわたって読みつがれ、今なお人びとの心を揺さぶる『源氏物語』。その主人公、光源氏や女人たちが見た平安の都の場景とは―。本書は五十四巻からなる長編のあらすじを丁寧に紹介しながら、ゆかりの寺社、庭園、風物を訪ね歩く。若き源氏が暮らした京都御所をはじめ、空蝉、夕顔、紫の上、玉鬘といった女たちとの逢瀬の場となった洛中、東山、北山、嵯峨野の名所へ…。小路から大橋、河畔、山々に至るまで、京都の風光には『物語』の気配が溶け込んでいる。カラー写真も揃え王朝絵巻が甦る源氏紀行の決定版。
目次 『源氏物語』の場景を訪ねる前に;第1章 冒頭巻の「桐壷」から「帚木」「空蝉」「夕顔」を読む(『物語』の時代背景と「京都御所」;若き源氏の恋と「京都御苑」周辺;源氏の女人彷徨と東山山ろくの寺社);第2章 幼妻をえる「若紫」から失意の「須磨」「明石」までを読む(紫の君の登場と洛北の山寺;危険な情愛に溺れる若き源氏;源氏の光と影を映す洛外の地;『源氏物語』はどのように執筆されたのか;流離生活を余儀なくされる源氏の君);第3章 復権の「澪標」から華麗な六条院の巻と「玉鬘十帖」を読む(政権に復活して権門家への道を歩む;『物語』の主人公が源氏の次世代に;「玉鬘十帖」にみる源氏の変容;華麗な六条院での愛の暮らし;玉鬘に悩まされる男君と女君);第4章 『物語』の白眉「若菜上下」から次世代の巻と源氏の終末を読む(『物語』の最長編となる「若菜」の上下巻;「盈つれば虧くる」―たちこめる暗雲;光源氏の長大な物語の終焉);終章 三世代目の巻々と「宇治十帖」の男女を読む(源氏亡きあと『物語』はなにを描く;宇治十帖と宇治の風光)
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-70572-9   4-569-70572-3
書誌番号 1108090891

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
鶴見 公開 Map 913.3 一般書 利用可 - 2050975650 iLisvirtual
港南 公開 Map 913.3 一般書 利用可 - 2041819823 iLisvirtual