家族崩壊というポップカルチャー --
佐藤健志 /著   -- PHP研究所 -- 2009.1 -- 19cm -- 289p

資料詳細

タイトル バラバラ殺人の文明論
副書名 家族崩壊というポップカルチャー
著者名等 佐藤健志 /著  
出版 PHP研究所 2009.1
大きさ等 19cm 289p
分類 368.6
件名 殺人 , 家族
著者紹介 1966年東京生まれ。東京大学教養学部卒。89年戯曲「ブロークン・ジャパニーズ」で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞受賞。評論家。
内容紹介 浪人中の兄が短大生の妹を殺害した「短大生バラバラ殺人事件」。この悲劇の背後に、文明論的な構造がひそむこともある。明治以来のわが国の道のりを検証しつつ、その構造を浮き彫りにし、未来への展望を指し示す。
要旨 2006年12月、東京・渋谷の歯科医師一家で、浪人中の兄が短大生の妹を殺害、遺体をバラバラにする事件が起きた。これは「特殊な家庭の異常な出来事」なのか?それとも、現代日本における家族崩壊を端的に表しているのか?ポップカルチャーで「子殺し」や「子供同士の殺し合い」が流行るのはなぜか?ひとりの娘の悲劇の背後に、文明論的な構造がひそむこともある。戦後、いや明治いらいのわが国の道のりを検証しつつ、その構造を浮き彫りにすることで、未来への展望を指し示す。
目次 時代が切り裂かれるとき;崩れゆく「家」と「国」―バラバラ殺人の文明論;親に食われる若者たち―わが国に世代交代はあるか;保守なき国に男女なし―時間と性の政治学;図式さえも持てない人間―本格保守の必要を論ず;妖怪映画と家族再生―保守には「闇」が必要だ;バラバラ殺人と歴史認識―武藤亜澄が「富江」になるとき;論理性なき者の自己嫌悪―本格保守の必要を再論する;「ラディカリズム保守」のすすめ―親の墓に唾をかけろ;近代化と「父」の分裂―保守派が伝統を僧むとき〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-70270-4   4-569-70270-8
書誌番号 1108092540
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108092540

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