オリエンタリズムへのメディア論的接近 --
小暮修三 /著   -- 青弓社 -- 2008.12 -- 21cm -- 186p

資料詳細

タイトル アメリカ雑誌に映る〈日本人〉
副書名 オリエンタリズムへのメディア論的接近
著者名等 小暮修三 /著  
出版 青弓社 2008.12
大きさ等 21cm 186p
分類 361.42
件名 日本人 , 雑誌-アメリカ合衆国-歴史
著者紹介 1967年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、テレビ制作ディレクターを経て、2000年にニューヨーク州立大学バッファロー校教育系大学院修士課程入学。06年同大学院博士課程修了。東京海洋大学・明治学院大学非常勤講師。
内容紹介 「ナショナル・ジオグラフィック」が描き続けてきた日本人像を辿り、サムライ、ゲイシャから企業戦士、ジャパニメーション、オタク文化という変遷に、オリエンタリズム=差別的なまなざしの軌跡を読む。
要旨 アメリカ人は〈日本人〉をどうイメージしてきたのか。アメリカ最大の自然科学雑誌で日本でも10万人の読者をもつ「ナショナル・ジオグラフィック」や「タイム」「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」などが描き続けてきた日本人像を丹念にたどり、サムライ、ゲイシャから企業戦士、テクノロジー、ジャパニメーション、オタク文化という変遷にオリエンタリズム=差別的なまなざしの軌跡を読むメディア論。
目次 第1章 他者/自己への眼差し―「ナショナル・ジオグラフィック」を「読む」ための概念地図(リプレゼンテーション;オリエンタリズム ほか);第2章 ゲイシャ・ガール―古典的オリエンタリズム1(ファンタジー―『蝶々夫人』あるいは「花のもてなし」;アイロニー―幻想としての伝統的日本人女性(ゲイシャ・ガール) ほか);第3章 サムライ―古典的オリエンタリズム2(封建遺制のハラキリから戦争の狂気へ―太平洋戦争敗戦まで;「張り子の虎」から精彩を失った伝統へ―一九五〇‐七〇年代 ほか);第4章 テクノロジー―テクノ・オリエンタリズム(テクノロジーと結び付けられた「日本人」;西洋文明の模倣者(サムライ)―十九世紀末以降 ほか);第5章 オリエンタリズム批判再考―反オリエンタリズム教条主義を超えて(オリエンタリズム批判再考―オリエンタリズムとセルフ・オリエンタリズムの相互補完関係;テクノロジーをめぐるセルフ・オリエンタリズムとナショナリズムの相関性 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-3292-2   4-7872-3292-4
書誌番号 1108092962
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108092962

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保土ケ谷 公開 361.4 一般書 貸出中 - 2041897778 iLisvirtual