ジャック・モーガンを殺したのは誰か? --
レジナ・E.ヘルツリンガー /著, 岡部陽二 /監訳, 竹田悦子 /訳   -- 一灯舎 -- 2009.1 -- 20cm -- 371,7p

資料詳細

タイトル 米国医療崩壊の構図
副書名 ジャック・モーガンを殺したのは誰か?
著者名等 レジナ・E.ヘルツリンガー /著, 岡部陽二 /監訳, 竹田悦子 /訳  
出版 一灯舎 2009.1
大きさ等 20cm 371,7p
分類 498.0253
件名 医療-アメリカ合衆国
注記 Who killed health care?/の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【ヘルツリンガー】マサチューセッツ工科大学経済学部卒。1965~72年政府機関、コンサルタント会社勤務。72年ハーバード大学経営大学院助教授。80年~現在同教授。専門:医療経営論、非営利企業論、経営工学論。
内容紹介 医療市場において競争原理が働いておらず、患者が市場の外に疎外されている。政府による規制により窒息した医療の現状を伝えるとともに、消費者主権の医療システムを実現するための包括的なプランを提示する。
要旨 消費者中心の医療サービスを実現するための道筋を示す!著者教授は『米国の医療は、殺されて死んでしまった』という。本来、医師と患者が中心となるべき市場での競争原理が抑圧されて働いておらず、患者が市場の外に追いやられて疎外されてしまったからである。医療費の増大と非効率の原因は、政府が医療サービスの内容や診療報酬の細部までを事細かに規制することにある。この点は日本も同様である。この医療危機を打開するには、患者がその実態を認識して賢く活動する以外に途はない。本書の提示する消費者中心の考え方は、医療関係者すべてが心すべき基本であろう。
目次 第1部 米国医療崩壊の構図―ジャック・モーガンを殺したのは誰か?(医療サービスが崩壊した日);第2部 緩やかな死への歩み(殺人者その一 医療保険会社―機能不全の文化がもたらす死;殺人者その二 総合病院―帝国を築いた手が死をもたらす;補遺―病院の診療報酬を減らし、医療の質を高める技術革新;殺人者その三 雇用主企業―ひとつだけの「選択肢」が死を招く;殺人者その四 米国議会―選ばれた国民の代表がもたらす死;殺人者その5 専門家集団―エリートの医療政策立案者の手による死);第3部 あるべき医療―消費者が動かす医療サービス市場(消費者が動かす医療サービスの仕組み;消費者が動かす医療保険給付―諸外国や他産業からの教訓);第4部 消費者が動かす医療サービス―実現への道 アメ、ムチ、法律(アメ―医療ビジネスの起業家精神を花咲かせよう;ムチ―情報の流れをよくしよう;消費者が動かす大胆に改革された医療システム―法律と立法議員)
ISBN(13)、ISBN 978-4-903532-45-5   4-903532-45-3
書誌番号 1108093868

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