ホモ・アンブランスの誕生 -- 《思想・多島海》シリーズ --
前野佳彦 /著   -- 法政大学出版局 -- 2009.1 -- 20cm -- 302,6p

資料詳細

タイトル 散歩の文化学 1
各巻タイトル ホモ・アンブランスの誕生
シリーズ名 《思想・多島海》シリーズ
著者名等 前野佳彦 /著  
出版 法政大学出版局 2009.1
大きさ等 20cm 302,6p
分類 361.78
件名 都市 , 歩行
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1953年福岡県生まれ。74年東京大学法学部中退、79年同大学院人文科学研究科修士課程修了。80~84年シュトゥットガルト大学・ロンドン大学付属ワールブルク研究所に留学。現在、博士後期課程大学院生を中心に「文化記号塾」主宰。
内容紹介 森林から豊饒にして危険なサバンナに歩み出たヒト。その歩行が、ヒト自身を造り、都市を産み出してきた。「出て、寄って、帰る」散歩文化の豊かな系譜を紡ぎ出し、散歩という日常行動の古層と深層を照らし出す。
要旨 ヒトは一体いつ頃から、散歩を始めたのか―ホモ・アンブランス(散歩人)は古代都市とともに誕生し、都市生活の倍音を伴ったひとつの原初的な定位行動として、散歩は“界隈”という“見えない都市”の隠れた系譜を脈々と紡いできた。バビロンの広場で“神義”を乞う人、アゴラを歩くソクラテス、パサージュの遊歩人ベンヤミン、戦後日本の焼跡・闇市の歩行者らに及ぶ、散歩という日常行動の古層と深層を照らし出す。うろつき、立ち止まり、曲がりくねる“ろば”=生活者の視点から捉えた都市の原像。
目次 “散歩人”の誕生と輪廻転生;第1部 散歩人の発生学的根拠―界隈の系譜学(“人間の道/ろばの道”;文法的記憶喪失―ゲームの履歴;焼跡‐闇市‐商店街―“界隈”の散歩人;パチンコ屋‐パサージュ‐ブルヴァール―陶酔と覚醒;文体の履歴―定位シンタクスの浮遊);第2部 古代的界隈を歩いた人々(予備的考察 都市から領邦へ―古代的制度圧の型;古代バビロニアの散歩人―“神義論”の発生;ソクラテス―アゴラの散歩人);結び 界隈の系譜とその情念型
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-10012-3   4-588-10012-2
書誌番号 1109000742

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