ナチズムとその周辺 --
ヴィンフリート・ネルディンガー /著, 海老澤模奈人 /訳   -- 鹿島出版会 -- 2009.1 -- 23cm -- 311p

資料詳細

タイトル 建築・権力・記憶
副書名 ナチズムとその周辺
著者名等 ヴィンフリート・ネルディンガー /著, 海老澤模奈人 /訳  
出版 鹿島出版会 2009.1
大きさ等 23cm 311p
分類 523.3
件名 建築-ヨーロッパ-歴史 , ナチズム
注記 Architektur-Macht-Erinnerung./の翻訳
注記 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【ネルディンガー】1944年ドイツ生まれ。ミュンヘンにて建築を学ぶ。80~81年ハーバード大学客員教授。86年ミュンヘン工科大学の建築史の教授に着任し、89年同大学建築博物館館長を兼務。建築史家。ミュンヘン工科大学教授、同大学建築博物館館長。
内容紹介 ナチズムの時代には、建築が政治の手段として最大限利用された。建築は社会的所産であり、歴史的状況の産物。ナチズムの「負の遺産」に挑む重厚な建築論。建築家の責任、遺産の保存問題にも対峙する碩学の論文集。
目次 建築と国家(政治的建築―厄介な概念についての考察;この支配者の軸線を貫いて明瞭な線を引く―帝国と連邦共和国の間のシンメトリー、軸線、記念碑性をめぐる議論;芸術と階級闘争の間で―一九二〇年代の機能主義の位置づけ);建築と権力(「美装の暴政」―スターリン時代の建築に関する短い見解;リットリオ宮と総統官邸―ファシズムとナチズムの権力中枢の比較;ジュゼッペ・テラーニと建築家の責任);ナチズムの建築(一九三三‐三五年の建築設計競技に見られる前衛の試みと葛藤;ナチズム下の建設活動―その全体像へのまなざし;ナチズムの建築様式―「インターナショナルな新古典主義」と地域主義の間で);ナチズムの遺産と取り組む(ナチズムの過去の痕跡との取り組み―考えないようにしてきたことを示すもの;節約の炎に浮かぶ記憶―ミュンヘンにおけるナチズム時代の建築との取り組み;テロのトポグラフィー―ミュンヘンの場合)
ISBN(13)、ISBN 978-4-306-04522-4   4-306-04522-6
書誌番号 1109002590

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