「非医」鴎外・森林太郎と脚気論争 --
志田信男 /著   -- 公人の友社 -- 2009.1 -- 20cm -- 240p

資料詳細

タイトル 鴎外は何故袴をはいて死んだのか
副書名 「非医」鴎外・森林太郎と脚気論争
著者名等 志田信男 /著  
出版 公人の友社 2009.1
大きさ等 20cm 240p
分類 910.268
件名 脚気
個人件名 森鴎外
著者紹介 1930年東京生まれ。55年東京大学文学部卒。63年東京大学大学院博士課程修了。東京薬科大学名誉教授。医学研究家。西洋古典学者、詩人。薬用植物および菌類研究家。セルフメディケーションの実践家。日本医史学会等会員。全時伝承医学研究所代表。ギリシア文学翻訳家協会賞受賞。
内容紹介 陸軍軍医中枢部の権力的エリート軍医「鴎外」は脚気病原菌原因説に固執し、多くの脚気による戦病死者を出してしまう。そして、謎の遺書を残し、袴をはいたまま死んだ。その遺書と行為に込められたメッセージを解明。
要旨 陸軍軍医中枢部の権力的エリート軍医「鴎外」は「脚気病原菌原因説」に固執して、日清・日露戦役で3万数千人の脚気による戦病死者を出してしまう!そして、手の込んだ謎の遺書を残し、袴をはいたまま死んだ。何故か!?その遺書と行為に込められたメッセージを今解明する。
目次 森鴎外と結核―秘匿と不闘の意味論;医療より優先された「学理」―明治脚気論争にエイズ薬害の「根」;明治脚気論争にみられる「医」と「非医」―「見立て」と「さじ加減」の観点から;十四代将軍家茂と「脚気論争」―徳川侍医団における東西医学の対立;「脚気論争」と歴史記述;丸山ワクチンと脚気論争―森鴎外の「医療犯罪」;「学理」論争に関連して、エルウィン・ベルツの所見;森鴎外作「なかじきり」解釈試論―「医」に関する言及をめぐって;鴎外・森林太郎における和魂洋才の本質―遺書とその意味をめぐって;久保百合子君の「『森軍医総監の演説』について」を読んで―読後感〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-87555-540-7   4-87555-540-7
書誌番号 1109004222
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109004222

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