〈わたし〉を語ること… -- 書物誕生 あたらしい古典入門 --
松崎一平 /著   -- 岩波書店 -- 2009.1 -- 20cm -- 247p

資料詳細

タイトル アウグスティヌス『告白』
副書名 〈わたし〉を語ること…
シリーズ名 書物誕生 あたらしい古典入門
著者名等 松崎一平 /著  
出版 岩波書店 2009.1
大きさ等 20cm 247p
分類 132.1
個人件名 アウグスティヌス,アウレリウス
注記 背のタイトル:告白
注記 文献あり
著者紹介 1953年大分県生まれ。82年京都大学大学院文学研究科博士課程学修退学。現在、富山大学人文学部教授。西洋哲学史専攻。
内容紹介 梨盗み、女性との同棲と離別、マニ教への傾倒…。「荒波さわぐ人間の社会」をさまよい、回心に至ったアウグスティヌス。その稀有な「わたし」語りを、キリスト教の時代に誕生した新しい叙事詩として丹念に読み解く。
要旨 梨盗み、女性との同棲と離別、マニ教への傾倒―多感な青年時代、人生の海を漂流したすえに、ついに回心にいたった“わたし”。この稀有な自伝からは、アウグスティヌスが、そしてかれとともに生きたひとびとが、さまざまなことばをわたしたちに語りかけてくる。それは、「荒波さわぐ人間の社会」のまっただなかにあって、「愛」によってむすばれる共同体をつくろうとしたひとびとの声だ。キリスト教の時代に誕生した「あたらしい叙事詩」として、『告白』を丹念に読みほどく。
目次 第1部 書物の旅路―あたらしい叙事詩か?(どのような書物か;書かれた時期と背景;なぜ、だれにむけて書かれたのか;『告白』の読者たち);第2部 作品世界を読む―愛にむすばれた社会をめざして(神と人間―創造、原罪、救済;幼年時代と少年時代;梨を盗む;『ホルテンシウス』体験とマニ教徒時代 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-028288-8   4-00-028288-3
書誌番号 1109005393
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109005393

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