仏文化外交官による全米踏査レポート --
フレデリック・マルテル /著, 根本長兵衛 /監訳, 林はる芽 /監訳   -- 岩波書店 -- 2009.1 -- 20cm -- 613,45p

資料詳細

タイトル 超大国アメリカの文化力
副書名 仏文化外交官による全米踏査レポート
著者名等 フレデリック・マルテル /著, 根本長兵衛 /監訳, 林はる芽 /監訳  
出版 岩波書店 2009.1
大きさ等 20cm 613,45p
分類 709.53
件名 文化政策-アメリカ合衆国
注記 De la culture en Ame´rique./の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 【マルテル】1969年生まれ。作家、ジャーナリスト。文化省国際関係局勤務、首相顧問などを経て、2001~05年フランス大使館文化外交官としてボストンに在住。ジャーナリスト・研究者として多くの新聞・雑誌にも記事や論文を執筆。国内外の高等研究機関でも教鞭をとる。
内容紹介 国と税金に依存せず、市場の支配も受けず、恐ろしいほどの効率で世界を席巻するアメリカ文化。そのシステムの力と限界を、ヨーロッパの視点から解読する。日本の文化振興の道標ともなる1冊。
要旨 アメリカの文化は、単純で低俗、商業主義的で、世界をアメリカ化しようとしているとして、世界中から非難されている。それは本当なのだろうか。本当ならどうやって世界を支配できたのだろうか。著者はアメリカ三五州で七〇〇回に及ぶインタヴューと調査を敢行し、ケネディからブッシュにいたるアメリカ政府の「文化政策」と、フィランソロピー、財団、企業メセナ、大学、コミュニティといった、文化にかかわる組織の機能の解読を試みた。その結果姿を現したのが、大がかりで複雑なアメリカの文化システムである。このシステムは、市場に左右されずに効率的に巨額の資金を集め、マイノリティに配慮した多様な文化を振興している。その理念と巧妙な仕組みは驚くべきものだ。表向きのアメリカ文化の顔とは異なる、これまで知られていなかったその実態を、はじめて実証的に明らかにした意欲作。
目次 第1部 アメリカの文化と政治(アメリカの文化省?;政府芸術機関の誕生;アメリカ文化政策の起源(一九六〇年以前);全米芸術基金の黄金時代;地域における文化の民主主義;「文化戦争(カルチャー・ウォーズ)」);第2部 アメリカの文化と社会(フィランソロピー;「501c3」;キャンパス;文化の商業化;文化の多様性;アメリカ流の文化は例外)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023853-3   4-00-023853-1
書誌番号 1109007576
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109007576

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