美術論集 --
マーク・ロスコ /〔著〕, クリストファー・ロスコ /編, 中林和雄 /訳   -- みすず書房 -- 2009.2 -- 22cm -- 48,221,15p

資料詳細

タイトル ロスコ芸術家のリアリティ
副書名 美術論集
著者名等 マーク・ロスコ /〔著〕, クリストファー・ロスコ /編, 中林和雄 /訳  
出版 みすず書房 2009.2
大きさ等 22cm 48,221,15p
分類 704
件名 芸術
注記 The artist’s reality./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【ロスコ,M.】1903~70年。ロシア生まれ。1913年アメリカへ移住。抽象表現主義の代表的な作家として制作を続けた。70年自死。
内容 内容: 芸術家のジレンマ
内容紹介 日本でも熱烈なファンのある、現代抽象絵画を代表する画家ロスコの遺稿。直面していた時代・環境の中での芸術哲学が浮き彫りになる。父の自死を経験した息子により、特別の想いと理解をもって編まれた唯一の美術論。
要旨 現代抽象絵画を代表する作家マーク・ロスコ(1903‐70)。様々な色の矩形が浮かぶ独自の様式に至る以前、ロスコ自ら綴った草稿を編んだのが本書である。1940年代前半、自身の芸術がいまだ確立しない苦しみの中にあったロスコは、一時的に絵筆を置き、それに替えてペンを執った。そこに残されたのは、画家としてではなくオブザーバーとして造形芸術を語り、現代と古代のあいだをわたりながら記された、美術の〈リアリティ〉の系譜である。数年後に再び画布に向かった時、彼の作品は、現在ロスコの到達点として認められる純粋な抽象画へと変化を遂げる。挫折であると同時に、ロスコがロスコになる転回点ともなった時代の貴重なテキスト―死後永らく埋もれていた草稿が今、60余年の時を経てその息子の手によって甦る。
目次 芸術家のジレンマ;自然な生物学的作用としての芸術;行動の一形式としての芸術;造形過程の統一的全体性;芸術、リアリティ、官能性;個別化と一般化;ルネッサンス以来の一般化;情動的で劇的な印象主義;客観主義的印象主義;造形性;空間;美;自然主義;主題と題材;神話;現代の神話獲得の試み;未開文明のモダン・アートへの影響;モダン・アート;プリミティヴィズム;国民芸術
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07435-9   4-622-07435-4
書誌番号 1109011700
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109011700

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中央 書庫 704/370 一般書 予約受取待 - 2042512462 iLisvirtual