幻獣、18世紀ヨーロッパを行く --
グリニス・リドリー /著, 矢野真千子 /訳   -- 東洋書林 -- 2009.2 -- 20cm -- 263p

資料詳細

タイトル サイのクララの大旅行
副書名 幻獣、18世紀ヨーロッパを行く
著者名等 グリニス・リドリー /著, 矢野真千子 /訳  
出版 東洋書林 2009.2
大きさ等 20cm 263p
分類 489.8
件名 さい
注記 Clara’s grand tour./の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 【リドリー】イギリス生まれ。エジンバラ大学とオクスフォード大学で学んだのち、クイーンズ大学ベルファストを始めとする複数の大学で教鞭をとる。現在アメリカのルイスヴィル大学英文学部准教授。専門は18世紀学。Institute of History Research賞受賞。
内容紹介 18世紀の珍獣、サイをめぐる悲喜劇。サイのクララを連れての見世物興行は、20年近くかけてヨーロッパを巡業。見物人に囲まれて、各地でブームをまきおこす。茶目っ気たっぷりの歴史トリビア・ノンフィクション。
要旨 時は十八世紀半ば。あるインド植民者の邸宅で、親をなくした子どものサイが飼われていた。サイの名は“クララ”。オレンジとビールとタバコを愛する人なつっこいこのメスのサイを見て、オランダ人船長の脳裏にひとつの名案がひらめく。「こいつを見世物にして、ひと儲けしてやろう!」とはいえサイは、当時のヨーロッパでも知る者がほとんどいない“幻の獣”。体重三トンにまで成長したクララをいったいどう運んで、どう生かせばいいのか!?船長は、三トンの頭痛をかかえることに…。ライデン、ベルリン、ウィーン、ナポリ、パリ、ロンドン…飼い主の執念と愛情よろしく、クララはヨーロッパのほぼ全域を二十年近くかけて巡業し、有名無名の見物人に囲まれて、行く先々でちょっとしたブームをまきおこす―茶目っ気たっぷりの歴史トリビア・ノンフィクション。
目次 1 まずはサイを手に入れる―そして海の向こうに送るのだ;2 解剖学者と宣伝と―オランダでの地ならしは慎重に;3 マリア・テレジア女帝に謁見―特注馬車で神聖ローマ帝国の街道を行く;4 マイセン磁器の女神―デューラーのイメージを塗り替えろ;5 ライン川の船旅―ハンニバルには負けられない;6 ヴェルサイユのデビュタント―流行は追いかけるためにある;7 ヴェネツィアはカーニバルのまっさかり―商売に必要なのは心理学だ;8 大英帝国の博物誌―クララは永遠に
ISBN(13)、ISBN 978-4-88721-752-2   4-88721-752-8
書誌番号 1109011975
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109011975

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