前田章 /著   -- 岩波書店 -- 2009.2 -- 22cm -- 166p

資料詳細

タイトル 排出権制度の経済理論
著者名等 前田章 /著  
出版 岩波書店 2009.2
大きさ等 22cm 166p
分類 519.13
件名 環境問題 , 企業
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1963年東京生まれ。東京大学工学部卒・修士修了。東京電力(株)、慶應義塾大学専任講師を経て、2004年京都大学大学院エネルギー科学研究科助教授。現在、同准教授。
内容紹介 温暖化対策のため導入が叫ばれている排出権制度。排出権市場が人為的に作られた市場であることを前提に、経済理論の立場から環境税・環境規制などの他の政策手段との比較、組み合わせを検討する。
要旨 地球温暖化問題に対する関心の高まりとともに、その対策の1つとして排出権制度が注目を集めてきている。本書ではまず、排出権市場が株式・債券のような資本市場とは全く異なる極めて人為的に作られた市場であることを前提にして、経済理論の立場から排出権制度を環境税や環境規制などの他の政策手段と比較し、またそれら組み合わせについて検討する。そして明確な制度的枠組み無しに導入することの危険性を説く。
目次 第1章 歴史的背景;第2章 環境政策の基礎;第3章 政策手段の比較;第4章 権利設定の数理;第5章 市場支配力;第6章 時点間の移転;第7章 政策手段の併用
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024445-9   4-00-024445-0
書誌番号 1109013023

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