個我と表現の変容 --
揖斐高 /著   -- 岩波書店 -- 2009.2 -- 22cm -- 510p

資料詳細

タイトル 近世文学の境界
副書名 個我と表現の変容
著者名等 揖斐高 /著  
出版 岩波書店 2009.2
大きさ等 22cm 510p
分類 910.25
件名 日本文学-歴史-江戸時代
著者紹介 1946年生まれ。東京大学大学院国語国文学専攻博士課程修了。日本近世文学専攻。現在、成蹊大学文学部教授。
内容紹介 漢詩における私意表現の展開、文人たちの自我意識の発露など、表現の中に描かれた近世人の姿と創作意識のあり様を追究し続けてきた著者の積年の論考を集成。従来の文学史的枠組みを広げる、新たな近世文学像を示す。〈受賞情報〉角川源義賞文学研究部門(第32回)
要旨 漢文体の自伝や日記に綴られた苦悩、漢詩における私意表現の展開、文人たちの自我意識の発露など、さまざまな表現の中に立ち現れる人間の姿と創作意識のあり様を追究することで、近世における文学現象の厚みを描き続けてきた著者の積年の論考を集成する。既成の枠組みに囚われない新たな近世文学像の提示。
目次 1 近世人の形象(林家の存立―林鵞峰の「一能子伝」をめぐって;元政―多情多感の行方 ほか);2 “私”の表現(風雅の解体―私意と月並調の成立についての試論;賀茂真淵の和歌添削―自筆本『賀茂真淵評草廬和歌集』を通して ほか);3 文雅と日常(江戸文人の武蔵野―原野から郊外へ;近世の文人サロン ほか);4 近世と近代の重層(幕末の欧米見聞詩集―『航米雑詩』と『環海詩誌』;明治漢誌の出発―森春涛試論 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022568-7   4-00-022568-5
書誌番号 1109014129

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/4586 一般書 利用可 - 2042160744 iLisvirtual